資産形成

20代から少額で投資を始める方法|つみたてNISA・iDeCo・初心者向け成功のコツ

「投資に興味はあるけれど、まだ20代だし資金も少ない…。」

そんな不安を抱える方は多いのではないでしょうか。

実際に私も、毎月少額の積み立て投資をしていた頃、「こんな少ない資金で投資をしても、意味があるのだろうか?」と疑問に思っていたこがあります。

しかし今では、少額でも積み立てを継続することで、将来の安心につながる資産形成が可能だと実感しました。

この記事では、20代が少額から投資を始める意義、失敗しないためのコツ、そして具体的な方法について、できるだけわかりやすく解説していきます。

関連記事も挟みながら自分の経験も交えて紹介していますでの、気になった項目あればそちらも御参考にされてくださいね。


なぜ20代から少額投資を始めるのか

20代で投資を始める一番の強みは「時間」です。

少額でも投資を始めることで、将来のお金に対する不安を少しずつ解消できるようになります。

また、日々の支出や貯蓄のバランスを意識するようになり、お金との付き合い方そのものが前向きに変わっていきます。

さらに、「投資をしている自分」という感覚が自信となり、将来への備えに取り組んでいる安心感も得られます。

投資系の書籍でよく見聞きする、コンビニでの浪費をやめようという言説。

それを見て私もコンビニでのちょっとした無駄遣いはやめて、少しでも多くの資金を投資に回していました。

その成果は30代での億り人到達に大きな影響を与えたのことは間違いありません。

金額の大きさよりも、時間を味方にし、「投資を習慣化できたこと」が、自分にとって大きな一歩だったと感じています。

少額で投資を始める方法

1. つみたてNISA

月1万円からでも始められ、最長20年間の非課税枠で運用できる制度です。

少額でも長期で積み立てることで、複利効果が効き、将来的にまとまった資産を作ることができます。

初心者でも取り組みやすいのは、商品の選択肢が限られているため迷いが少なく、コツコツ積み立てる習慣を自然に身につけられる点です。

また、非課税で運用できるため、利益に税金がかからず、効率的に資産形成が可能です。

時間を味方につけることで、少額でも将来の安心につながるのが大きな魅力です。


2. iDeCo

個人型確定拠出年金(iDeCo)は、老後資金専用で60歳まで原則引き出せませんが、その分節税効果が非常に大きい制度です。

掛金は全額所得控除の対象となり、所得税・住民税を軽減できます。

さらに、運用益は非課税で再投資され、将来受け取る際も「退職所得控除」や「公的年金控除」が適用されます。

会社員や自営業の方に特に有効で、老後資金を確実に積み立てながら、現役世代の手取りも増やせる点がメリットです。

少額でも長期で積み立てることで、節税効果と複利効果を同時に享受できます。


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3. 投資信託の少額積立

証券会社のアプリなどを利用すれば、100円からでも投資信託を積み立てられます。

少額で始めることで、投資の仕組みや値動きに慣れることができ、心理的ハードルを低く抑えられます。

また、さまざまな資産や地域に分散投資された投資信託を選ぶことで、リスクを抑えながら投資の経験を積むことができます。

初めて投資を行う人にとって、少額積立は「投資を理解する練習」としても有効で、資産形成の第一歩として非常に取り組みやすい方法です。


4. 株式・ETFの少額投資

近年は1株単位で株式を購入できる証券会社が増え、少額から株式投資が可能になりました。

私も配当金再投資の際に、利用することがよくあります。

これにより、興味のある企業や応援したい会社に少しずつ投資することができます。

また、ETFも少額から購入でき、複数の銘柄に分散投資ができるため、リスクを抑えながら株式投資の経験を積むことが可能です。

実際に値動きを体感することで、市場や経済への理解も深まり、投資の学習効果も高まります。

少額で始めることで、無理なく投資を習慣化することができます。


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失敗しないためのコツ

生活防衛資金を確保する

投資を始める前に、生活費3〜6か月分を現金として確保しておくことは(一般的には)重要です。

これにより、急な出費や収入減が発生した場合でも、投資資産を取り崩すことなく対応できます。

資金の安全性を確保することで、精神的にも余裕を持って長期運用に臨めます。

また、生活防衛資金をしっかり準備しておくことで、投資のリスクを冷静に受け止めやすくなり、短期的な値動きに振り回されずに済みます。

(私の場合は、毎月の給与を頼りにし、防衛資金はは多くて2ヶ月弱の確保でしたが、使い過ぎた月が来る度に、戦々恐々。そういった経験から一般的には3~6ヶ月が望ましいと思います。)

分散投資を徹底する

特定の資産や地域に偏らず、国内外の株式や債券、複数の資産クラスに分散させることがリスク管理の基本です。

分散投資を行うことで、特定市場や銘柄の値動きに左右されにくくなり、安定したリターンを目指せます。

世界全体に広げるイメージで投資を組むことで、ポートフォリオのバランスを保ちながら、長期的に資産を増やすことが可能です。


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短期で結果を求めない

投資は数か月や1年で成果を出すものではなく、10年・20年という長期視点で運用することが基本です。

長期で運用することで複利効果を最大化でき、少額でも着実に資産が積み上がります。

短期的な値動きに一喜一憂せず、長期的な目標に沿って計画的に積み立てを続ける姿勢が重要です。


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自動積立を活用する

定期的に自動で積み立てる仕組みを活用すれば、感情に左右されずに投資を継続できます。

毎月一定額を自動で積み立てることで、投資のタイミングを考える手間がなくなり、長期的に安定した資産形成が可能です。

時間の経過とともに自然に資産が増えていくため、無理なく投資を習慣化できます。

具体例:月1万円の積立

たとえば、月1万円の投資であっても、年利5%(誰にでも実現可能な水準。)で20年積み立てると、元本240万円が 約400万円 になります。

iDeCoを活用すれば、半自動的に資産が含れあがります。(実際に7年で倍になりました。)


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20代で避けたいNG行動

SNSで話題になっている銘柄に飛びついたり、借金やリボ払いを抱えたまま投資したり、ハイリスクの商品に一気に資金を投入することは避けるべきです。

正直、私も「これ、爆上げするかも!」「毎月○万円の配当金が得られるやん!」とよく分からない銘柄や高リターン銘柄に興味を持ったことが何度もあります。(買ったこともあります…。)

しかし、冷静に考えて「長く続けられるか」という視点で見直すと、無理のない範囲で投資を続けることが、最も確実に資産を増やす方法だと気づきました。


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まとめ

20代からの少額投資は、資産形成の第一歩として非常に有効です。

最初はつみたてNISAで少額から始め、余裕があればiDeCoで節税しながら老後資金を積み立てるのがおすすめです。

さらに経験を積む中で、株式やETFの少額投資を取り入れることで、幅広い資産形成につなげることができます。

投資は「早く」「小さく」「長く」始めることが成功の秘訣です。

無理のない範囲からコツコツ積み上げて、将来の資産形成につなげていきましょう。

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