9月の配当金の続報です。
今回は 債券3銘柄(AGG・SPHY・TLT) からいただきました。

債権を組み入れることは、ポートフォリオの安定を支える軸となります。長期保有目線で、いずれも買い増しは行いませんが、安定的なキャッシュフローを配当金再投資に充てています。
1. 配当金の詳細
銘柄 | 保有株数 | 1株あたり配当金 | 税引き後受取額 |
---|---|---|---|
AGG | 22株 | 0.30525ドル | 5.37ドル |
SPHY | 825株 | 0.24549ドル | 86.1ドル |
TLT | 2株 | 0.30525ドル | 0.55ドル |
👉 合計税引き後受取額:13,618円(1ドル148円換算)
3銘柄からの配当金は少額ですが、ついに9月の配当金は101,174円と 10万円を超えました。
2. 銘柄感想・メモ
AGG(iShares Core U.S. Aggregate Bond ETF)
AGGは、米国の信用格付けの高い投資適格債券全体に分散投資できるETFです。
国債から社債まで幅広くカバーしており、安定した値動きと着実な分配金が魅力。株式と組み合わせることで、ポートフォリオのリスク分散にも役立ちます。
利回りは控えめですが、ポートフォリオの安定の柱として活躍してくれています。

金利変動に伴い、ここ1年は債券価格の上下動がありましたが、最近は利上げ打ち止めや利下げ期待の影響もあり、落ち着きを見せています。安定的な配当は長期投資家にとって安心材料です。
SPHY(SPDR Portfolio High Yield Bond ETF)
SPHYは、アメリカ国内市場で発行された非投資適格社債(High Yield Bonds)を投資対象としています。
非投資適格社債は信用格付けが低い債券であり、「ジャンク債」とも呼ばれます。
これらは、信用力の高い投資適格債券と比較して、より高い利回り(ハイイールド)が提供される代わりに、信用リスクが高いという特徴があります。
ややリスクは高めですが、その分利回りも大きく、分散投資の一部としては魅力的です。

市場全体の動きに影響されやすいですが、分散の柱として保有することで安定的なインカム源となっています。
TLT(iShares 20+ Year Treasury Bond ETF)
TLTは超長期米国債ETFで、株式市場との逆相関や分散効果が高い銘柄です。
価格変動はありますが、守りの役割としてポートフォリオに組み込んでいます。

6月頃まで軟調な動きが続いていましたが、直近では株価を持ち直し、上昇基調に転じています。
背景としては、米国の金利動向や今後の利下げ観測が影響していると考えられます。
長期国債は金利に敏感に反応するため、「金利がピークを打ったのではないか」という市場の期待感から買いが入りやすくなっており、その結果、TLTの価格も少しずつ回復してきている状況です。
3. 今後の方針
AGG・SPHY・TLTはすべて「分散の柱」としてホールド継続。
債券は値動きよりも安定的なキャッシュフローの確保が目的のため、買い増しは行いません。
債権ですので、他銘柄以上に株価に一喜一憂せず、配当金をコツコツ積み上げていきます。
4. まとめ
少額の配当ですが、毎月の積み重ねがFIRE達成の鍵となります
今回、9月の配当金は 10万円を超え、大台に到達。
引き続き、いただいた配当は迷わず再投資し、雪だるま式に資産を大きくしていく方針です。
「愚直に配当金を積み上げる」ことで、再現性のあるFIREを目指していきます。
BLVは長期国債に投資するETFです。債権をポートフォリオに組み込ませることで、安定感が上がりますね。
手の届かない夢のように思えた「億り人」になった時のリアルな心境を綴っています。