9月の配当金の続報です。
今回は XOM・SDIV・IBM の3銘柄からいただきました。
いずれも株式銘柄ですが、分散投資の一環として保有を続けており、安定的なキャッシュフローを配当金再投資に充てています。

1. 配当金の詳細
銘柄 | 保有株数 | 1株あたり配当金 | 税引き後受取額 |
---|---|---|---|
XOM | 10株 | 0.99ドル | 7.12ドル |
SDIV | 7株 | 0.19ドル | 1.15ドル |
IBM | 1株 | 1.68ドル | 1.22ドル |
👉 合計税引き後受取額:1,708円(1ドル148円換算)
今回の配当を加え、9月の累計配当金は105,170円 となりました。
9月は10万円を超える大台に到達しており、FIREに向けた進捗を実感しています。
2. 銘柄感想・メモ
XOM(エクソンモービル)
米国を代表する石油メジャーであり、エネルギーセクターの中核銘柄です。
原油価格の変動に影響を受けやすい一方で、長年の増配実績と高い株主還元姿勢が魅力。
景気循環銘柄の側面もありますが、インフレ局面では恩恵を受けやすく、ポートフォリオの収益源のひとつです。

エクソンモービルは、2020年以降の原油価格高騰を背景に株価を大きく伸ばしました。
特にウクライナ情勢などによるエネルギー需給の逼迫が追い風となり、2022年までは力強い上昇が続きました。
しかし、2023年以降は原油価格の落ち着きと業績成長の鈍化により、株価は高値圏での停滞が続いています。
長期的にはエネルギー転換の課題もありますが、高配当株としては引き続き安定的なキャッシュフローを期待できる銘柄です。
SDIV(Global X SuperDividend ETF)
世界中の高配当株を集めたETFで、分散が効いている一方、株価の値上がり益は期待しにくい商品です。
配当利回りが高く、毎月のインカムを狙いたい投資家向け。
リスクは高めですが、少額での保有であればキャッシュフローの補完として有効です。

SDIVは世界の高配当株100銘柄に投資するETFですが、減配リスクの高い企業や新興国株を多く含むため、2023年までは株価が右肩下がりとなっていました。
高配当である一方、基準価額の低迷が長期的なリターンを押し下げてきたのです。
ただ、直近では金利上昇が一服し、組入れ銘柄の入れ替えも進んだことで、株価は安定を取り戻しています。
依然として高利回りを誇るため、キャッシュフロー源としては一定の魅力を持ち続けています。
IBM(インターナショナル・ビジネス・マシーンズ)
老舗のIT大手で、AIやクラウド領域へ事業転換を進めています。
株価の成長性は限定的ですが、安定的な配当と高い利回りが魅力。
1株だけの保有ですが、毎四半期きちんと配当を出してくれる安心感があります。

IBMは長年「成熟した低成長株」と見られてきましたが、2024年頃から株価が大きく上昇しています。
その背景には、ハイブリッドクラウド事業の拡大や、AI関連サービス(Watsonxなど)の成長期待があります。
AIブームの追い風を受け、クラウド・ソフトウェア部門の業績が市場予想を上回る決算が続いたことで、投資家からの評価が見直されました。
配当を維持しつつも成長分野への取り組みを強化している点が、株価上昇の原動力となっています。
3. 今後の方針
XOM・SDIV・IBMはいずれも「配当を得ること」を主目的にホールド継続。
買い増しは予定していませんが、安定的なインカム源として引き続き保有していきます。
株価動向に一喜一憂せず、コツコツ配当を積み上げ、再投資を通じて資産を大きくしていく方針です。
4. まとめ
少額の配当ですが、毎月の積み重ねがFIRE達成のカギになります。
今回の配当で 9月の受取額は105,170円 と大台を突破。
これからも愚直に配当金を積み上げ、再現性のあるFIREを目指していきます。
9月は配当金の入金が多く嬉しくなりますね。
インド株にも期待を寄せています。脱アメリカのポートフォリオを狙い、長期で分散投資中です。
長期投資といえば、ウォーレン・バフェット。投資哲学は誰しも参考になります。