株式投資

ライフコーポレーションの魅力|安定成長・財務健全・株主還元が光る食品スーパーの優良銘柄

食品スーパーの中でも安定した業績、確かな成長性、着実な株主還元を兼ね備え、FIRE・長期投資家からじわじわ注目度が高まっている銘柄、それが ライフコーポレーション(8123) です。

本記事では、同社の事業内容、業績推移、配当動向、財務面、株主優待まで、投資判断に必要なポイントを網羅的にまとめました。投資家視点でどこに魅力があるのか、なぜ安定的に成長できるのかを解説します。


ライフコーポレーションとは|食品スーパーの枠を超える総合小売企業

ライフコーポレーションは、1970年創業のスーパーマーケット大手です。2025年時点で300店舗を超え、関西・関東を中心に店舗網を拡大しています。同社の特徴は食品小売にとどまらず、PBブランド強化やネットスーパー、クレジットカード事業など、多角化した展開を行っている点です。

主な事業内容

  • 生鮮食品、一般食品、生活用品、衣料品を扱う食品スーパー事業
  • プライベートブランド(PB)商品の開発・販売
  • ネットスーパー事業の拡大
  • クレジットカード(ライフカード)などの金融サービス

食品スーパーは景気に左右されにくい業界であり、インフレ局面では価格転嫁もしやすい特徴があります。ライフコーポは特にPB商品の強化やカイゼン活動による生産性向上が成功し、安定した利益体質を築いています。


業績推移|売上も利益も「堅実に伸び続ける」優等生

直近12四半期のトレンド

ライフコーポレーションのここ3年間の業績は、以下のように総じて改善傾向です。

売上高:緩やかに拡大

EPS:前年同期比で増加傾向

純利益率:年度ごとに改善

フリーキャッシュフロー:改善傾向

自己資本比率:45%前後で安定

ROE:13%台と優秀(一般的指標8〜10%を上回る)

食品スーパーでROE 10%超えは非常に良い部類であり、資本効率の高さが際立ちます。


2026年2月期 第2四半期決算|増収・増益の安定感

2026年2月期第2四半期(最新)は、以下のように堅調な結果でした。

項目数値前年同期比
営業収益4,401億円+4.3%
営業利益133億円+8.8%
経常利益138.5億円+9.1%
純利益93.2億円+4.6%

増益要因は明確で、新規出店による売上増、ネットスーパーの成長、PB商品の強化、カイゼン活動による生産性向上、物件費の最適化という継続しやすい改善が積み重なっています。


財務面の強さ|自己資本比率45%・借入金は減少傾向

財務の安定性は食品スーパー業界の中でも高い水準です。

自己資本比率:45.2%

有利子負債:前年同期比で減少

EPSは増加基調

キャッシュフローも健全(営業CFは前年比+24.7%

特に営業キャッシュフローの増加は、仕入債務の増加と店舗成長の好循環が反映されており、将来的な設備投資を支える力になっています。


通期予想と成長性|緩やかながら着実な拡大が続く

2026年2月期の通期予想は以下の通りです。

営業収益:8,850億円(+4.1%)

営業利益:257億円(+1.7%)

経常利益:265億円(+1.1%)

純利益:180億円(+0.3%)

成長率は派手ではありませんが、食品スーパーとしては安定・確実と言える伸び。特にネットスーパーとPB商品の強化が中長期の成長ドライバーです。


配当金の推移|着実に増配を続ける魅力的な株主還元

ライフコーポレーションは、長期投資向きの安定した増配企業として評価できます。

配当金推移(1株あたり)

年度配当
2020年20円
2021年25円
2022年35円
2023年35円
2024年45円
2025年55円
2026年65円(予想)

さらに、2025年に1→2株の株式分割を実施。※分割前ベース換算の配当は130円相当。増配意欲が高く、FIRE系の投資家にとっては心強いポイントです。

株価推移

Googleより引用 25.11.25

株主優待|生活に密着した優待で人気

100株保有で以下から選べます。

  • ライフ商品券(最も使いやすい)
  • PB商品詰め合わせ
  • 社会貢献団体への寄付

保有年数に応じて優待額が増え、長期保有に向いた設計です。

保有株数1年以上3年以上
100株2,000円3,000円
500株3,000円4,000円
1,000株5,000円6,000円

投資指標|割高感はなく、堅実タイプの優良銘柄

2025年時点の投資指標は以下の通りです。

指標数値
株価2,518円
配当利回り2.58%
PER12.1倍
PBR1.51倍
ROE13.04%
自己資本比率45.2%

PER12倍台、ROE13%という組み合わせは、割安寄りの堅実企業といえます。


ライフコーポレーションの魅力をまとめると——

最後に、本記事で触れてきた魅力をまとめます。

  • 景気に左右されにくい食品スーパー業界で安定成長
  • ネットスーパー・PB商品など成長余地が大きい
  • 過去12四半期で業績は改善傾向
  • ROE13%×自己資本比率45%の財務健全性
  • 着実な増配と長期優待が魅力
  • PER12倍台で過度に割高感がない

派手さはないが、気づけば資産を増やしてくれるタイプの銘柄を探している人には非常に相性が良い企業と言えます。


まとめ|守りに強く、長期で伸びる生活密着型の優良株

ライフコーポレーションは、生活に密着した食品スーパーという安定分野にいながら、ネットスーパーやPB強化を通じて成長戦略も描ける稀有な存在です。

一気に急成長するタイプではありませんが、堅実・安定・着実な増配この三拍子を求める投資家にとって、有力な選択肢となるでしょう。

FIREを目指す人、配当成長株を組み込んでいきたい人は、ぜひウォッチリストに入れておきたい銘柄です。

食品スーパーは生活必需品という安定需要に支えられ、景気後退局面でも収益が大きく崩れにくい業態です。むしろ不況時には来店数が増えるケースもあり、ポートフォリオの防御力を高める暴落耐性枠としても検討する価値があります。

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