人生論

富裕層になれる人、なれない人の共通点|実体験から学ぶ習慣と思考

「お金持ち」と聞くと、年収や資産の多さを思い浮かべる方が多いでしょう。

しかし、本当に富裕層と呼ばれる人は、単に収入が多いだけではありません。

彼らはお金に対する考え方や日々の習慣、そして長期的な視点を持って行動しています。

収入だけでなく、資産形成の方法や生活習慣、情報の取り入れ方に至るまで、すべてが富裕層を作る要素です。

私自身も昨年、資産が1億円に到達しました。

今では「1億円くらいでは…」という風潮もありますが、私のような高給取りでもない地方で働くサラリーマンにとっては、金字塔のような達成だと思うのです。

ここまで到達できたのは、単に運や収入の高さではなく、日々の行動と思考を習慣化してきた結果だと強く感じています。

今回は、私自身の経験も交えながら、富裕層になれる人とそうでない人の共通点を紹介します。

こんな私が講釈を垂れるのは非常に烏滸がましいと承知していますが、少しでも今日から始められる習慣のヒントや参考になれば嬉しく思います。


富裕層になれる人の共通点

情報を更新し続ける

富裕層になれる人は、常に学び続ける姿勢を持っています。

単にお金や投資の知識を持っているだけでなく、経済状況や社会環境の変化に対応できるよう、情報をアップデートする習慣があります。

古い情報や感覚だけで判断してしまうと、資産形成のチャンスを逃すことになりかねません。

だからこそ、情報収集と学びを日常的に習慣化することが非常に重要です。

私の場合は、雑誌やブログ、書籍、YouTubeなどをチェックして、最新の金融情報や投資の知識を常にアップデートするようにしています。

この習慣のおかげで、正しい判断や行動を選べる力が自然と身についてきました。(勿論まだまだです。)

お金に働いてもらうことの理解

富裕層は、自分の収入だけに頼らず、お金に働いてもらうこと重要性を理解しています。

給与だけで生活するのではなく、資産を使って収入を生み出すことが長期的な自由につながります。

自分の資産が自分の代わりに働くことで、経済的自由度は格段に高まります。

私の場合は、高配当株を多く保有しており、現在では毎月税引き後30万円以上(月に均すと)の配当金を受け取るようになりました。

30万というと中堅地方サラリーマンの手取りに匹敵するのではないでしょうか。

こうした仕組みをできるだけ早く作ることで、給与以外の安定した収入源を持つことができ、安心感と自由度が増していきます。

長期的視点で行動する

富裕層になれる人は、短期的な損得に振り回されず、長期的視点で資産を育てています。

資産形成やキャリア選択、ライフプランに至るまで、数年から数十年単位で計画を立て、日々の行動をその戦略に沿わせています。

複利の力を最大限に活かすためには、日々の積み重ねが欠かせません。

短期で成果が出なくても、長く続けることで確実に資産は増えていきます。

私自身も社会人になった頃から、配当金の再投資を愚直に長期で続けてきました。

毎月少額でもコツコツ積み上げることで、今では複利の効果を実感することができるようになりました。

節税を最大限活用する

富裕層は、税金をただ支払うだけでなく、合法的に節税する方法を活用しています。

節税によって余剰資金を生み出し、その資金を投資に回すことで、資産形成のスピードを加速させます。

私の場合、NISAやiDeCo、ふるさと納税など、使える制度は全て活用しています。

こうして生まれた余剰資金も投資に回すことで、資産を効率よく増やすことにつながっています。

学びと刺激を得る環境を選ぶ

富裕層は、自分の成長につながる環境に身を置くことを意識しています。

情報やチャンスが人とのつながり・人脈・ネットワークから生まれることを理解しています。

知識や経験は人から学ぶことが多く、適切な刺激を受ける環境は成長を加速させます。

私の場合は、SNS上ではありますが、多くの方々から刺激を受けています。

直接会ったことがなくても、優れた考え方や行動パターンを学ぶことで、自分の投資やキャリアに活かすことができます。

無駄遣いをコントロールできる

富裕層になれる人は、消費と投資を明確に区別し、衝動買いや無駄遣いを最小限に抑えることができます。

日常的にお金の流れを意識し、必要な支出と不要な支出をきちんと分けることで、資産形成に回せるお金を確保しています。

私の場合、節約だけではなく、家族のお買い物担当として、日用品や趣味の支出も意識的に管理しています。

無駄な出費を抑えたお金は、配当株や投資信託に回すことで、資産を効率よく増やすことにつながっています。


富裕層になれない人の共通点

無駄な支出を続ける

富裕層になれない人は、収入が増えても支出が増えるだけで、資産形成が進みません。

必要な支出と不要な支出の区別が曖昧で、衝動買いや無駄遣いをやめられない傾向があります。

私が見てきた例では、ほぼ全てのサブスクやオンラインゲーム課金に、もう使っていないにもかかわらず入り続けている同僚がいました。

(否定しているわけではなく、私の価値判断とは違ったということです。)

こうした無駄な支出が積み重なると、いくら収入があっても資産はなかなか増えません。

長期的視点が欠けている

短期の損得や目先の快楽に振り回される人は、長期的に資産を増やすことができません。

貯蓄や投資、キャリア選択も計画的に考える習慣がないため、複利の力や長期的な戦略を活かせず、資産形成が停滞してしまいます。

私自身も過去に短期的な判断で無駄な投資をしてしまった経験があります。

そのときの損失から学び、長期的視点の大切さを痛感しました。

投資や学習を怠る

富裕層になれない人は、投資や経済の学習を怠り、情報に基づいた判断ができません。

知識や学習の習慣がないため、リスク管理も不十分になり、資産形成の速度が遅くなります。

投資や資産運用に関心がなく、給与を消費に回すだけの人は、長期的に見て資産を増やすことはほとんど無いと言えるでしょう。

情報に振り回される

情報を精査せず、流行や噂に飛びつく人も富裕層になれない傾向があります。

高リスクな銘柄や短期で儲かりそうな情報に手を出してしまい、結果的にトータルリターンを得られないのです。

私自身、過去にこうした情報に振り回されて失敗した経験があります。

その後は、落ち着いて情報を咀嚼し、自分の目指す場所を再確認したうえで、目的に沿った行動を取るようにしています。

環境や周囲に依存しすぎる

周囲の流行や他人の行動に流されてしまうと、自分の資産形成戦略を持てません。

富裕層は、自分の価値観や目標に沿った行動を選び、周囲に左右されずに資産を育てています。

一方で、周りの人の成功や消費にばかり目を向けてしまうと、自分の戦略を持てず、短期的な誘惑に流されやすくなります。


まとめ

富裕層になる人は、習慣・考え方・行動を長期的に積み重ねています。

情報収集、高配当株運用、長期投資、節税、学びの環境選び、長期的視点、無駄遣いの管理、人脈活用…これらすべてが資産形成を後押しします。

逆に、無駄遣い、短期的視点、学習怠慢、情報に振り回される、周囲依存の習慣があると、いくら収入が多くても資産は増えにくくなります。

今日からできる小さな習慣を意識し、一歩ずつ着実に資産を積み上げていくことが、富裕層になるための近道だと思います。

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断片的な情報に惑わされやすい時代だからこそ、シンプルな投資スタイルを貫いて参ります。

この原則を信条とし、着実に資産形成を続けていきます。

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