金利上昇局面は、一般に株式市場にとって逆風とされます。実際、中央銀行が政策金利を引き上げると、市場金利も上昇し、企業の資金調達コストは増大します。その結果、将来の成長期待で評価されている成長株は、割引率の上昇によって株価が下押しされやすくなります。 しかし、過去の相場を振り返ると、金利上昇局面で相対的に強さを示すのが高配当株であるケースが少なくありません。本記事では、その構造的な理由を掘り下げて解説します。 金利上昇が株式市場に与える全体像 金利上昇のメカニズム 中央銀行が利上げを行うと、次の変化が起こり ...