資産形成

年金生活のインフレリスク|データから見る現実と対策

最近、ふとこんなことを考えました。

もし自分がすでに年金生活だったら、この物価高はどう感じるんだろうと。

現役世代の私たちは、まだ収入があります。
給料が上がる可能性もありますし、副業や投資で増やすこともできます。

でも、年金生活は基本的に収入が固定です。

日本ではインフレが続いています。総務省のデータでは、2023年の消費者物価指数は約3%上昇しました。

その後は落ち着く見込みですが、予測では2025〜2026年も1.5〜2.1%程度のインフレが続くとされています。

数字だけを見ると大きく感じないかもしれません。
しかし、この程度のインフレでも長い老後ではじわじわ効いてくる可能性があります。

物価が上がり続ける時代において、これは意外と大きな問題なのではないか。
そんなことを考えながら、今回は年金とインフレについて少し考えてみたいと思います。

年金はインフレに弱い

年金は毎月決まった額が振り込まれる仕組みです。

つまり、

年金の仕組み

  • 収入は基本的に固定
  • 自分で増やすことが難しい

という特徴があります。

もちろん日本の年金は物価スライドという仕組みがあり、物価が上がれば年金額も調整されます。

しかし実際には、マクロ経済スライド、財政調整などの影響で、物価ほどは上がらないケースが多いと言われています。

たとえば、2026年度の年金額改定では、物価変動率3.2%に対し、基礎年金は1.9%、厚生年金は2.0%の引き上げに抑えられています。これは現役世代の負担軽減と年金財政の維持を目的とした調整によるものです。

物価は上がるのに、年金はあまり増えないという状況が起きやすいのです。


インフレが続くと何が起きるか

例えば、こんな状況です。

月20万円の年金で生活している人がいるとします。

しかしインフレで生活費がこうなったらどうでしょう。

生活費
20万円
10年後23万円
20年後27万円
年平均インフレ率1.4%を想定。
実際の予測では2%の場合、20年後生活費は約30万円超に

同じ生活をするだけでも、お金がどんどん足りなくなっていきます。

しかも年金生活は長い。

平均寿命を考えると、20〜30年続く可能性があります。これはかなり大きな問題です。

実際の過去10年 (2016-2025)のインフレ率は平均約1.0%ですが、65歳以上世帯の2023年消費支出はインフレで5-8%増加。不足分が拡大しています。


投資をしている人が有利な理由

ここで一つの差が生まれます。

それは資産を持っているかどうかです。

例えば、株式や高配当株、ETFなどを持っている場合、企業の利益が増えれば、配当が増え株価が上がる可能性があります。

つまりインフレに対抗できる資産を持っていることになります。

実際、歴史を振り返ると、株式は長期的にインフレに強い資産と言われています。


FIREを考えるときにも重要

私自身、将来は配当収入+資産で生活できる状態を目指しています。いわゆるFIREです。

ただ、ここで大事なのは年金だけに頼らないことだと思っています。

年金はもちろん大切ですが、インフレの時代ではそれだけでは不安も残ります。

だからこそ、高配当株やETF、長期投資などで自分年金を作ることが大事なのではないかと感じています。


まとめ

インフレの時代において、

年金生活にはこんなリスクがあります。

年金生活のリスク

  • 年金は大きく増えにくい
  • 生活費はインフレで上がる
  • 長い老後で差が広がる

だからこそ、資産を持っているかどうかが大きな差になる時代なのかもしれません。

将来の自分のためにも、少しずつでも資産を作っていきたいと思います。


関連記事

オススメ記事

断片的な情報に惑わされやすい時代だからこそ、シンプルな投資スタイルを貫いて参ります。

この原則を信条とし、着実に資産形成を続けていきます。

FIRE(早期リタイア)ランキング
にほんブログ村 その他生活ブログ FIRE(30代)へ
このエントリーをはてなブックマークに追加

-資産形成
-,