日経平均高配当株50、2026年定期入れ替え発表
2026年6月12日、日本経済新聞社が日経平均高配当株50指数の定期入れ替えを発表しました。適用日は6月30日です。
今回の見直しでは11銘柄が新規採用、8銘柄が除外される形となり、指数全体の加重平均予想配当利回りは3.96%となっています。
この指数は、日経平均株価構成225銘柄の中から、予想配当利回り上位50銘柄を選定する高配当特化型指数です。 見直しは年1回。基準日は毎年5月末で、今回は5月29日時点の予想配当利回りをもとに選定されています。
高配当株投資をする個人投資家にとって、この指数はかなり重要な存在です。
なぜなら、単純な利回りランキングではなく、日経225採用企業という一定の品質フィルターがかかっているからです。
日経225銘柄は、東証プライム市場の上場企業の中から、市場流動性(過去5年間の売買代金など)と業種間のバランスを厳しく考慮して選定された日本を代表する225社です。
これにより、時価総額が大きく、経営基盤が安定した優良企業に限定されるため、ただ利回りが高いだけの罠銘柄(減配リスクが高い小型株や業績不安定企業)を自然に排除できます。
結果として、高配当50指数は高利回り+一定の品質を両立した、個人投資家にとって扱いやすい指数になっています。

今回の採用銘柄一覧(5月29日時点予想配当利回り)
今回の除外銘柄一覧
今回特に市場で話題になったのが、三菱商事・住友商事といった商社株の除外です。 、株価上昇によって利回りが相対的に低下した結果です。
この指数の面白いところは、こうした変化を感情抜きで機械的に反映する点です。
高配当株投資で難しいのはいつ乗り換えるかという点ですが、この指数はそれを自動でやってくれますので、放置していても新陳代謝が必ず行われていきます。
ETFの需給インパクトにも注目
この指数に連動する代表的なETFは、1489(NEXT FUNDS 日経平均高配当株50ETF)です。高配当投資家には人気のあるETFで、私の主力国内ETFでもあります。
こうしたETFは6月末に機械的なリバランス売買を行うため、採用銘柄には買い需要、除外銘柄には売り需要が発生しやすい傾向があります。
特に前営業日の引けにかけて出来高が膨らみやすく、短期トレーダーにとっても注目イベントです。
長期パフォーマンスで見る指数の優位性
日経平均高配当株50指数の強みは、高配当だけが強みではありません。 配当再投資込みで見ると、長期的に日経平均やTOPIXを上回る傾向があります。
2001年12月基準の累積リターン比較では、高配当50指数は日経平均株価の約2倍以上のパフォーマンスを記録した時期もありました。 特に大きいのが下落耐性です。
2020年のコロナショック時にも、配当を維持しやすい大型優良株が多かったことで、相対的に下落幅を抑える動きが見られました。

過去のパフォーマンス比較
2015年以降を見ても、高配当50指数は日経平均を上回る年が多く見られます。

背景には、
・高配当によるインカムリターン
・増配企業の継続組み入れ
・減配企業の自動除外
という仕組みがあります。
配当利回りだけで選んでいるようで、実際には増配力・業績安定性も自然と組み込まれる構造になっている点が強みですね。
それでは、SNS上の個人投資家の反応を掲示板風にまとめましたので、見ていきましょう。
掲示板風まとめ
1: 風吹けば名無し
SUBARUが4.69%で採用! 自動車株なのに高利回り、意外と狙い目かも。
2: 風吹けば名無し
三菱商事除外…商社株の配当利回り低下がここに来て響いたか。
3: 風吹けば名無し
第一ライフグループ入った! 保険株の配当安定性が認められた形だね。
4: 風吹けば名無し
大和ハウス工業採用で不動産セクター強化。住宅需要回復期待か。
5: 風吹けば名無し
デンソー3.99%採用。部品大手が指数入りして分散効果アップ。
6: 風吹けば名無し
ZOZOが採用リスト入り。成長株なのに高配当になってきたのが面白い。
7: 風吹けば名無し
あおぞら銀行採用。銀行株で利回り上位キープしてるのは凄い。
8: 風吹けば名無し
T&D HDも採用。保険2社入ってセクター分散が良くなった。
9: 風吹けば名無し
クレディセゾン採用。カード会社の安定配当が評価されたね。
10: 風吹けば名無し
クラレ採用で素材株もカバー。地味に強い銘柄が指数に残る。
11: 風吹けば名無し
エーザイ採用おめでとう。医薬品セクターの安定感が指数に反映されて嬉しい。
12: 風吹けば名無し
住友商事も除外。商社2社抜けで指数のセクター構成変わりそう。
13: 風吹けば名無し
みずほFG除外。メガバンクの利回り低下が目立つようになった。
14: 風吹けば名無し
三井金属0.64%で除外。これはしゃーない。
15: 風吹けば名無し
NIPPON EXPRESS HD除外。物流株も利回り競争激しいな。
16: 風吹けば名無し
採用11、除外8って珍しいパターンだな。
17: 風吹けば名無し
ETF買い需要でSUBARUは月末強そう。
18: 風吹けば名無し
除外組はリバランス売り来そうで怖い。
19: 風吹けば名無し
指数全体3.96%は普通に高い。
20: 風吹けば名無し
商社抜けても高配当指数として成立してるのが面白い。
21: 風吹けば名無し
1489持ってるだけで勝手に最適化されるの便利すぎる。
22: 風吹けば名無し
個別株選ぶ手間が減るのがこの指数の良さ。
23: 風吹けば名無し
エーザイはディフェンシブ枠として強い。
24: 風吹けば名無し
第一ライフグループ入るなら保険セクター熱いな。
25: 風吹けば名無し
大和ハウスは安定感あるし納得。
26: 風吹けば名無し
ZOZO採用は意外だけど面白い。
27: 風吹けば名無し
クレディセゾン高配当のイメージ薄かったわ。
28: 風吹けば名無し
クラレってこういう指数でよく見る気がする。
29: 風吹けば名無し
あおぞら銀行の利回りやっぱ強い。
30: 風吹けば名無し
保険株2社追加でかなり安定感増した。
31: 風吹けば名無し
商社株除外って時代変わったなって感じる。
32: 風吹けば名無し
でも三菱商事は個別でまだ持ちたい。
33: 風吹けば名無し
住友商事も増配期待あるから悩む。
34: 風吹けば名無し
みずほ除外は意外だった。
35: 風吹けば名無し
銀行株の中であおぞら残ったのは面白い。
36: 風吹けば名無し
デンソー入るならトヨタグループ強いな。
37: 風吹けば名無し
自動車セクター増えたの結構でかい。
38: 風吹けば名無し
エーザイ入って医薬品比率増えるの安心。
39: 風吹けば名無し
東急不動産HDも地味に強い。
40: 風吹けば名無し
高配当50って結局こういう地味株が強い。
41: 風吹けば名無し
商社株抜けて資源依存減ったな。
42: 風吹けば名無し
指数の質はむしろ上がった感じある。
43: 風吹けば名無し
リバランス日までに先回り買いあるかな。
44: 風吹けば名無し
採用銘柄の月末値動き見もの。
45: 風吹けば名無し
除外銘柄の押し目拾いもありかも。
46: 風吹けば名無し
高配当ETFって結局楽なんだよな。
47: 風吹けば名無し
NISAで1489積立してる人増えそう。
48: 風吹けば名無し
Tracersも人気出そう。
49: 風吹けば名無し
利回りだけじゃなく業績も見たい。
50: 風吹けば名無し
SUBARUの4.69%はかなり目立つ。
51: 風吹けば名無し
自動車株復活の流れあるか?
52: 風吹けば名無し
高配当株って下落耐性あるのがいい。
53: 風吹けば名無し
指数連動なら減配株勝手に外れるの助かる。
54: 風吹けば名無し
個別で減配食らうとキツいからな。
55: 風吹けば名無し
機械的入れ替えってほんと合理的。
56: 風吹けば名無し
感情で売買しないのが強い。
57: 風吹けば名無し
商社株除外でも配当文化広がってる証拠。
58: 風吹けば名無し
昔より高配当セクター分散してきた。
59: 風吹けば名無し
保険・不動産・医薬が増えたな。
60: 風吹けば名無し
景気敏感とディフェンシブのバランスいい。
61: 風吹けば名無し
こういう指数見ると日本株まだ面白い。
62: 風吹けば名無し
高配当戦略の成熟感じるわ。
63: 風吹けば名無し
配当再投資込みならかなり強い指数だよな。
64: 風吹けば名無し
日経平均より成績いいのが地味にすごい。
65: 風吹けば名無し
コロナショック時も耐えてた印象。
66: 風吹けば名無し
長期投資ならこういう指数が一番無難。
67: 風吹けば名無し
忙しい人ほどETF向いてる。
68: 風吹けば名無し
採用銘柄ちょっと個別で拾いたい。
69: 風吹けば名無し
除外組の逆張りもありそうで迷う。
70: 風吹けば名無し
結局、高配当50指数ってかなり合理的な仕組みだよな。
投資家にとっての活用法
この指数を活用するなら、やはり王道はETFです。
1489(NEXT FUNDS)ならNISA成長投資枠でも購入可能で、個別株分析の手間なく高配当ポートフォリオを作れます。
個別株選定が苦手な人や相場を見る時間があまり無い人にとっては、優秀な高配当投資手段だと思います。
もちろん注意点として、予想利回りベースでの選定なので、業績変化で配当が変わることはあります。 過去実績が未来を保証するわけではありません。
考察・まとめ
今回の入れ替えで見えたのは、日本企業の高配当戦略が成熟してきていることです。
以前は商社や銀行が高配当の中心でしたが、現在は自動車・保険・医薬・不動産などへ広がっています。 これは日本株全体の配当文化が厚くなってきた証拠でもあります。
そして、この指数の最大の強みは今の高配当を機械的に取り込み続けることです。 感情や主観を挟まず、高配当の新陳代謝を続ける。 これは個人投資家にとってかなり合理的です。
今回の入れ替えは、日本企業の高配当戦略の成熟度を映すものです。 機械的に動く優秀な指数なので、忙しい個人投資家にとって非常に合理的な選択肢と言えるでしょう。
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先月〈2026年5月〉は、この高配当指数に連動するETF、1489から72000円ほどの配当金を頂いています。
今現在も1489やVYMを買い続けています。



