年間配当金600万円(税引前)という一つの節目に到達しました。
振り返ってみると、ここまでの道のりは決して一直線ではありませんでした。
順調に資産が増えた時期もあれば、大きく含み損を抱えて苦しい時期もありました。
その中で感じるのは、資産形成というものは特別な才能や一発逆転で成し遂げるものではなく、日々の選択の積み重ねによって形作られていくものだということです。
今回は、これまでの投資人生を振り返りながら、やってよかったこととやらなくてよかったことを整理してみたいと思います。
これから資産形成を始める方や、今まさに途中にいる方の参考になれば嬉しく思います。

やってよかったこと① 若いうちに始めたこと
まず一番大きかったのは、やはり若いうちに投資を始めたことです。
投資の世界では元本が重要だと言われますが、振り返るとそれ以上に大切だったのは時間でした。
20代の頃は投資に回せるお金も限られていて、毎月の入金額も今ほど多くありませんでした。
それでも、少額でも早く始めたことで複利の恩恵を長く受けることができました。
当時はそこまで深く考えていたわけではありません。
ただ、やってみようと思って始めたことが、10年以上経った今、大きな差になっていると感じています。
資産形成において、時間は何よりも大きな武器になると実感しています。
やってよかったこと② 投資本とブログとの出会い
人生を変えたきっかけの一つが、投資本とブログとの出会いでした。
書店で何気なく投資本を手に取って立ち読みしたこと。そして三菱サラリーマンさんのブログに出会ったこと。
この二つが、自分の投資人生を大きく変えました。
当時の私は、投資といえば日本株くらいしか知りませんでした。
しかし、ブログを読む中で世界中の企業に投資できることを知り、自分の視野が一気に広がりました。
もしあの時、本を手に取っていなかったら。もしブログを読んでいなかったら。
今の資産も配当金もなかったと思います。
人との出会いだけではなく、情報との出会いも人生を変えることがあるのだと感じています。
やってよかったこと③ 円高時代に米国株を買い集めたこと
今振り返ると、ドル円100円〜110円台の頃に米国株を買っていたことも大きかったです。
もちろん当時は今が安いと理解していたわけではありません。
ただ、日本だけではなく米国にも優良企業が多いことを知り、コツコツと買い続けていました。
ETFのVYM、HDV、SPYDを筆頭に、ベライゾンやT、アッヴィなどは今でも保有中です。
結果的に、その時期に積み上げた米国株が今の配当金の大きな土台になっています。
その後の円安も追い風となり、資産全体の成長を押し上げてくれました。
タイミングを完璧に読めたわけではありません。
ただ、良いと思ったものを継続して買ったことが結果につながったのだと思います。
やってよかったこと④ 高配当株再投資を続けたこと
配当金を受け取るたびに再投資を続けたことも大きな要因です。
最初の頃は受け取れる金額も少なく、これを再投資して本当に意味があるんか?と感じることもありました。
それでも使わずにせっせと再投資を続けていました。
その積み重ねが、少しずつ次の配当金を増やし、さらにその配当金が再投資される。
この繰り返しが、気付けば大きな流れになっていました。
最近では新規資金だけではなく、保有銘柄の増配によっても受取配当金が増える場面が多くなっています。
再投資の力は、時間が経つほど強くなるものだと感じています。
やってよかったこと⑤ ひたすら給料日に入金したこと
特別なことではありませんが、給料日ごとにひたすら入金を続けたことも重要でした。
給料日の昼休みには、銀行に行き、証券口座に入金、株の購入を繰り返しました。
相場が良い時も悪い時も関係なく、まずは投資資金を確保する。この習慣が資産形成の土台になりました。
投資の成果は、相場だけで決まるものではありません。
入金力もまた非常に大きな要素です。毎月の積み重ねが最終的には大きな差になります。
この習慣を続けられたことは、自分でもよかったと思っています。
やってよかったこと⑥ 完璧を目指さなかったこと
振り返ると、私のポートフォリオは決して綺麗ではありません。
保有銘柄も多く、今見返してももっと整理できたかもしれないと思う部分もあります。
それでも、完璧を目指さなかったことはよかったと思っています。
投資は考えすぎると動けなくなることがあります。
100点を目指して止まるより、70点でも続ける方が結果につながることが多い。
実際、私もそんな積み重ねでここまで来ました。
完璧より継続。
これは今でも大事にしている考え方です。
やらなくてよかったこと
① レバレッジ
資産形成を早めたい気持ちは何度もありました。
レバレッジを大きくした信用取引をすればもっと増えたかもしれません。
特に周囲の資産が急激に増えているように見える時期は焦りもありました。
それでもレバレッジに頼らなかったのは良かったと思います。
退場しないこと。
これが長期投資では何より大切だと考えていたからです。
② 流行株への全力投資
AI関連、半導体株、IPO。
何度も魅力的に見える場面はありました。〈今もあります…。〉
実際に大きく利益を出した人も多かったと思います。
ただ、自分はそこに全力で乗ることはしませんでした。
自分の得意な土俵を守ったことは結果的によかったと感じています。
③ 配当金を使うこと
もし途中で配当金を生活費や娯楽に使っていたら、今の600万円には届かなかったと思います。
初期の配当金ほど、再投資の価値は大きいです。
あの時使わずに積み上げたことが、今の土台になっています。
④ 日本株だけへの投資
もし日本株だけに絞っていたら、ここまで資産は伸びていないでしょう。
米国株株への投資は、為替だけで資産額が1.5倍近くになっており、なおかつ成長性や増配力の恩恵も大きく受けることができました。
世界へ目を向けたことは、自分にとって大きな転機だったと思います。
⑤ 含み損でも売らなかったこと
コロナショックの時は、本当に苦しかったです。
資産が一気に減り、含み損も大きく膨らみました。
当時はこれどこまで下がるの…?と不安になる日もありました。
それでも売らなかった。あの時売らずに持ち続けたことが、その後の回復と現在の資産につながっています。
長期投資では、苦しい時にどう動くかが大切だと学びました。
⑥ 人と比べること
投資をしていると、どうしても他人の成果が目に入ります。
SNSを見れば、自分より若くして大きな資産を築いている人もいます。
そのたびに焦ることもありました。しかし、人と比べても意味はありません。
比べるべきは過去の自分です。自分が少しでも前に進んでいるか。
それを大切にしてきたことが、今につながっていると思います。
まとめ
振り返ると、特別なことはしていません。
若いうちに始める。学ぶ。世界へ目を向ける。
入金する。再投資する。そして続ける。
この積み重ねが、年間配当金600万円という数字につながりました。
大きな成功はありませんでしたが、それでも地方で働く普通のサラリーマンでも、時間をかければここまで来ることはできました。
これからも完璧を求めすぎず、自分らしく投資を続けていきたいと思います。
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