配当金600万円でも、すぐにFIREする気はない
配当金600万円を達成しました。税引後でも月平均40万円程度になります。
数年前の自分からすると十分すぎる金額です。
それでも、私はすぐにFIREするつもりはありません。
むしろ今は45歳頃まで働こうと考えています。
なぜなのか。今回はその理由を書いてみたいと思います。
もちろん、人の気持ちは水のようなもので、形を変えながら流れていきます。
数年後には考え方が変わっているかもしれませんし、資産状況や家庭環境によっても判断は変わるでしょう。(仕事で嫌なことがあっても変わるでしょう…。)
ということでこの記事は、年間配当金600万円を達成した今の私が感じている率直な心境として読んでいただければと思います。

理由① 勤続20年という節目が見えてきた
気付けば社会人生活も長くなりました。あと数年で勤続20年という節目を迎えます。
20代の頃は勤続20年なんて遠い未来の話でしたがが、あれよあれよと今ではその日が現実的に見えてきました。
正直なところ、20年働くこと自体に大きな意味があるわけではありません。
20年を達成したから何か特別なものが手に入るわけでもありませんし、人生が大きく変わるわけでもないでしょう。
それでも、新卒で社会に出てから積み重ねてきた時間を振り返ると、まずは社会人生活20年という一つの節目まで歩いてみたいという気持ちがあります。
おそらく合理的な理由ではなく、感情的な理由です。
長いようで短かった社会人生活。その20年という区切りを迎えた時、自分が何を感じるのか見てみたい気持ちもあります。
理由② 子どもに働く姿を見せたい
子どもたちはまだ幼く、成長の途中です。
私はFIREという考え方を否定しませんし、むしろ目指しています。
ただ、古風な考えなのかもしれませんが、子どもが小さい今だからこそ、親が仕事に向き合う姿も見せたいと思っています。
毎日仕事へ行くこと。責任を持って働くこと。誰かのために力を尽くすこと。
私の両親が私に見せてくれたようにそういった姿もまた、親として伝えられるものの一つではないかと考えています。
理由③ 労働収入を手放す覚悟がまだ足りない
なんだか理由を述べていますが、今の私にはここが一番大きいのかもしれません。
配当金は増えました。資産も以前より大きくなりました。それでも、毎月安定して入ってくる給与を完全に失うことには、まだ少し怖さがあります。
数字上は大丈夫でも、気持ちの面ではまだ覚悟が足りない。FIREはお金の問題だけではなく、心理的な問題も大きいのだと思います。
資産額や配当金額が一定水準に達したとしても、最後は数字ではなく自分自身の決断です。
もう大丈夫だと判断して舵を切る勇気があるのか。会社員という安定したレールから一歩外へ踏み出す覚悟があるのか。
結局のところ、FIREとは資産形成のゴールではなく、自分で人生のハンドルを握る決断なのかもしれません。
今の私は、その決断をするにはもう少し時間が必要だと感じています。
理由④ 以前より仕事を楽しめるようになった
もちろん仕事が嫌になる日もあります。たまには理不尽だと思うこともあり、そんな時こそ早くFIREしたいなと強く思います。
それでも、昔に比べると気持ちは少し変わりました。
配当金や資産が増えたことで、お金のためだけに働く感覚が薄れてきたからです。
辞めようと思えば辞められる。転職しようと思えばできる。そう思えるだけで、仕事への向き合い方は大きく変わりました。
結果として、以前よりも肩の力を抜いて気楽に働けるようになったことは事実です。
FIREは逃げるためではなく「選ぶため」
資産3000万円頃の時の私は一刻も早く仕事を辞めたいと考えることが多くありました。
しかし今は少し違います。
本当に欲しいのは仕事を辞める権利ではなく、働くかどうかを自分で選べる自由だったように思います。
だからこそ、配当金600万円を達成した今も働き続けています。
まとめ
年間配当金600万円は私にとって大きな節目でした。
それでも、今すぐFIREするつもり〈できる勇気?〉はまだありません。
勤続20年という区切り。子どもに働く姿を見せたい気持ち。労働収入を失うことへの不安。そして、以前より仕事を気楽に楽しめるようになったこと。
さまざまな理由が心を渦巻いています。今の目標は45歳でのFIREです。
焦らず、自分のペースで資産形成を続けながら、その時に後悔のない選択ができる状態を目指していきたいと思います。
関連記事



