FIRE(経済的自立・早期リタイア)を目指すうえで重要なのは、安定したキャッシュフロー(配当)を生み続ける企業に投資することです。
今回は、業績が伸び続けている・株価も最高値を更新している・配当利回り2%以上という条件で、3月決算銘柄をスクリーニングしました。
さらに、20万円以内で1単元購入できる銘柄に限定しています。

スクリーニング条件
今回使用した条件は以下の通りです。
・投資金額:20万円以内
・決算月:3月
・売上高、営業利益ともに
→ 過去10年間で最高値を更新
・連続増収年数:原則8年以上
・連続増益年数:原則8年以上
・会社予想ベースでも最高値更新見込み
・予想配当利回り:2%以上
業績、株価、配当の3点がそろった銘柄のみを抽出しています。
抽出された銘柄一覧
テクマトリックス(3762)
・市場:東証プライム
・業種:情報・通信
・株価:約1,875円
・予想PER:15.4倍
・予想配当利回り:2.61%
10年連続で増収・増益。ITセキュリティやCRMなど安定需要のある分野が強みです。
業績成長と配当を両立する優良IT企業。
エイトレッド(3969)
・市場:東証スタンダード
・業種:情報・通信
・株価:約1,406円
・予想PER:13.4倍
・予想配当利回り:2.42%
ワークフローシステムを手掛ける企業。企業のDX化が進む中、堅実に売上・利益を伸ばしています。
PERも控えめで、バリュー寄りの成長株。
CTS(4345)
・市場:東証プライム
・業種:サービス業
・株価:約1,032円
・予想PER:16.9倍
・予想配当利回り:2.81%
建設業界向けITサービスを展開。10年連続で増収・増益と、業績の安定感が際立ります。
高配当+インフラ系ビジネスの組み合わせはFIRE向きです。
フォーカスシステムズ(4662)
・市場:東証プライム
・業種:情報・通信
・株価:約1,738円
・予想PER:14.0倍
・予想配当利回り:3.57%
今回の中でも利回りが高め。官公庁・金融向けシステムに強く、景気変動耐性も比較的高いです。
配当重視の長期投資向き銘柄。
イントラスト(7191)
・市場:東証スタンダード
・業種:その他金融
・株価:約1,177円
・予想PER:17.0倍
・予想配当利回り:2.97%
家賃債務保証サービスを展開。ストック型ビジネスで収益が安定しやすいモデルです。
人口減少社会でも需要が見込める分野ですね。
イー・ギャランティ(8771)
・市場:東証プライム
・業種:その他金融
・株価:約1,750円
・予想PER:23.0倍
・予想配当利回り:2.17%
企業間取引の保証ビジネスを展開し、10年連続で増収・増益と、非常に高い成長持続力を誇ります。
PERはやや高めですが、ビジネスモデルの強さが評価されています。
センコーグループホールディングス(9069)
・市場:東証プライム
・業種:陸運
・株価:約1,943円
・予想PER:17.3倍
・予想配当利回り:2.57%
物流大手です。M&Aを活用しながら業容拡大を続けています。
物流は景気に左右されにくく、配当狙いの長期保有向き。
旭情報サービス(9799)
・市場:東証スタンダード
・業種:情報・通信
・株価:約1,129円
・予想PER:14.5倍
・予想配当利回り:2.83%
ITインフラ構築・運用支援を行う企業で、10年連続増収・増益と安定成長中。
株価水準も手頃で、分散投資向きです。
今回の銘柄に共通する特徴
今回抽出された銘柄には、以下の共通点があります。
・10年以上、売上と利益が伸び続けている
・業績とともに株価も最高値を更新
・配当利回り2%以上
・20万円以内で購入可能
つまり、成長・配当・買いやすさを兼ね備えた銘柄群です。
FIREを目指す投資では、値上がり益だけでなく、毎年入ってくる配当の積み上げが重要になります。
こうした業績が伸び、配当も出す企業を長期で保有する戦略は、精神的にも安定しやすい投資スタイルだと実感します。
抽出銘柄まとめ表(2026/2/13時点)
以下は、今回スクリーニングで抽出された銘柄を株価・PER・配当利回りで一覧にしたものです。
| 銘柄名 | 株価(円) | 予想PER(倍) | 予想配当利回り(%) |
|---|---|---|---|
| テクマトリックス | 1,875 | 15.4 | 2.61 |
| エイトレッド | 1,406 | 13.4 | 2.42 |
| CTS | 1,032 | 16.9 | 2.81 |
| フォーカスシステムズ | 1,738 | 14.0 | 3.57 |
| イントラスト | 1,177 | 17.0 | 2.97 |
| イー・ギャランティ | 1,750 | 23.0 | 2.17 |
| センコーグループHD | 1,943.5 | 17.3 | 2.57 |
| 旭情報サービス | 1,129 | 14.5 | 2.83 |
まとめ
・3月決算
・業績は過去最高水準
・配当利回り2%以上
・20万円以内で購入可能
という条件で抽出すると、市場にはまだ多くの優良企業が残っています。
高配当株投資は利回りだけを見ると失敗しやすいですが、業績が伴っているかを確認することで、減配リスクを下げることができます。
FIREを目指す方は、こうした強い企業を少しずつ積み上げていくのも一つの戦略です。
※本記事は投資判断を勧誘するものではありません。投資は自己責任でお願いします。

