ポケモンが30周年を迎えました。
初代『赤・緑』が発売されたのは1996年。
30代後半の私にとって、気づけば、自分の人生の全てにポケモンが存在していたことになります。
子どもの頃に遊んだゲームが、大人になった今も新作が出続け、30周年と語られている。
自分の時間の流れと重なって見える分、より感慨深く感じます。

子どもの頃のポケモン
私の最初のポケモン(ゲーム)の記憶は、家電量販店で1000円で売られていた新品の黄色いゲームボーイです。
いつもは50円のお菓子ですら中々買ってもらえなかった母に、誕生日だからと泣きつき、特別に買ってもらったゲームボーイでした。
その足で大型ショッピングセンターへ向かい、今度はソフトを選ぶことになりました。
ずらっと並んだゲームソフトの中で、パッケージのかっこよさに一目ぼれしたのが『ポケットモンスター 赤』でした。薄っすらとした記憶ですが、3800円くらいだったのではないかと思います。

こうして、人生で初めての携帯ゲーム機と、人生で初めてのポケモンが、同じ日にそろうことになったのです。
当然ながら、種族値も努力値も知りません。
そもそもRPGというもの自体が初めてで、効率も戦略も分からず、初見プレイではとにかくレベルを上げて、殴っていました。
でも、それが楽しかった。
人生で初めて殿堂入りしたパーティーは、今でも覚えています。
フシギバナ
スピアー
ダグドリオ
サンダース
カビゴン
フリーザー
今見ると、独特な編成です。特に注目点は、スピアー。
ゲーム終盤になるほど、あれ?スピアーって弱くないか?ということには小学生なりに気づいていました。
それでも、ビードルから育てて、コクーンを経て、レベル10でスピアーに進化したときの感動。
あのビジュアルのかっこよさもあって、どうしても外すことができませんでした。ただし、めちゃくちゃ弱かったです。
主戦力のフシギバナは、「やどりぎのタネ」と「どくどく」そして、当時はほぼ急所確定の「はっぱカッター」。
フリーザーは「ふぶき」でゴリ押し。
今思えば雑な戦法ですが、当時はそれが自分なりの戦略でした。
友達の家に集まり、通信ケーブルをつないでポケモンを交換し、図鑑をすべてそろえたときの感動。
画面の中の数字が埋まっただけなのに、なぜかものすごい達成感があったのを覚えています。
大人になっても続いている不思議
あれから30年。
ポケモンは、今も新作が出続けています。完全新作ポケットモンスターウインド・ウェーブも発表されたばかりです。
子どもの頃に遊んでいた人が、大人になってもシリーズを追い、さらに自分の子どもと一緒に遊ぶ。
こうしたコンテンツは、あまり多くありません。30年続くゲームというだけでも珍しいのに、30年にわたって世代を超えて遊ばれ続けている。
ここまで来ると、ポケモンはただのゲームではなく、ひとつの文化に近い存在とも言えると思います。
投資的な視点
ポケモン=最強IP(知的財産)
ポケモンの本当の強さは、ゲームそのものよりも、キャラクターという資産にあります。
ピカチュウ、リザードン、ミュウツー。
名前を聞いただけで姿が思い浮かぶキャラクターを、30年かけて育て続けてきた。
これは企業経営として見ても、かなり異例な成功例です。
一時的なヒット商品ではなく、長期的に価値を生み続けるIP(知的財産)を作り上げた。
これは、まさに資産運用型ビジネスと言えるのかもしれません。
長期で積み上げる強さ
子どもの頃に触れたものが、大人になっても価値を持ち続ける。
この構造は、どこか長期投資とよく似ています。
短期のブームで終わるものではなく、時間とともに信頼が積み重なっていく。
世代ごとに少しずつ新しくなりながら、根っこの部分は変えない。
この積み重ねが、30年という時間を支えてきたのでしょう。
人生と重ねる
ポケモンと一緒に年を取った世代として、30周年は懐かしいというより、ありがたいなと感じます。
子どもの頃に遊んだものが、今も当たり前のように存在している。
それは、変わり続けながら、変わらないものがあったからなのかもしれません。
フシギバナとスピアーで殿堂入りしたあの頃から、30年。
ポケモンは、これからも形を変えながら、人生のどこかに居続けるのでしょう。
長い時間をかけて価値を積み重ねてきたものは、簡単には消えません。
投資もまた、短期の結果ではなく、続けることそのものに意味がある世界です。
投資の世界でも、環境が変わっても通用する考え方があります。
長期視点で積み上げることで、配当金は1年間に400万円を税引き後で超えてきました。目指す600万円に今後も進んでいきます。


