FIREや資産形成を目指していると、いつか配当金だけで生活費をまかないたいと考えることがあります。
私自身も最終的な目標の一つとして、税引き後の年間配当金600万円を掲げています。
2026年の受取配当金は、現時点の保有銘柄や増配状況を考えると、税引き後で450万円を超える水準になりそうです。
もちろん600万円まではまだ距離があります。しかし、目標が遠く感じるときこそ大切なのが逆算思考です。
今回は、私が配当金を積み上げる際に意識している考え方について書いてみたいと思います。

まずはゴールから逆算する
年間配当金600万円という数字だけを見ると、大きな金額に感じます。
しかし、
- 現在:年間配当金450万円
- 目標:年間配当金600万円
差額は150万円です。年間150万円の配当金を追加で生み出せれば、目標達成となります。
600万という目標額だけを見ると遠く感じても、あと150万円と考えると少し現実味が出てきます。
さらに月単位で考えると、150万円 ÷ 12か月 = 約12.5万円。毎月12〜13万円分の配当金を増やしていくイメージです。
数字を細かく分解すると、やるべきことが見えやすくなります。
高配当株への再投資を続ける
配当金を増やす方法は大きく2つあります。
- 新たな資金を投入する
- 受け取った配当金を再投資する
私が特に重視しているのは、受け取った配当金の再投資です。
一度配当金が生まれる仕組みを作ると、その配当金がさらに新たな配当金を生み出してくれます。
最初は小さな金額でも、数年単位で見ると差は大きくなり、1年目は3万円だった配当金は14年という時を蓄積し、2600万円を超えました。

特に高配当株投資は、配当金そのものが次の投資資金になるため、雪だるま式に資産を増やしやすいと感じています。
増配銘柄の力を味方につける
配当金を増やす方法は、買い増しだけではありません。
保有している企業が増配してくれることも大きな要素です。
例えば、
- 三菱HCキャピタル
- 積水ハウス
- KDDI
- オリックス(上場時代)
- 米国の連続増配企業
などは、長期的に株主還元を強化してきた実績があります。
仮に株数を増やさなくても、企業が毎年増配してくれれば受取配当金は自然と増えていきます。
そのため私は、現在の利回りだけでなく、5年後、10年後も増配を続けられそうかという視点もここ最近は特に大切にしています。
配当金が配当金を生む状態へ
資産形成の初期は、なかなか成果を実感しにくいものです。
しかし、ある程度の配当金が入るようになると景色が変わります。
例えば年間450万円の配当金であれば、月平均約37.5万円・配当月によっては50万円超という水準になります。
ここまでくると、配当金だけでもかなりの投資原資になります。
働いて得た収入だけでなく、資産が生み出したお金を再び投資に回す。
この流れが加速すると、目標達成までのスピードも上がっていきます。
600万円は通過点
年間配当金600万円という目標は、私にとって一つの節目です。
ただ、本当に大切なのは数字そのものではありません。
配当金によって生活費の多くをまかなえる状態になれば、
といった自由度の向上につながります。
そのため、目標達成後も焦らず、無理をせず、コツコツと積み上げていきたいと思っています。
FIREを急がない理由
配当金が増えてくると、もう仕事を辞めてもいいのでは?と考えることもあります。嫌なコトがあったときは、辞めたくもなります。
しかし、年間配当金600万円という目標に近づけば、生活費の多くを資産収入でカバーできるようになるため、現時点ではFIREを急ぐつもりはありません。
今のところは、あと5〜6年ほどは働きながら資産形成を続けたい(45歳でのFIRE)と考えています。
理由はシンプルで、給与収入があるうちに投資元本をさらに積み上げたいからです。
働いて得た収入と配当金を再投資し続けることで、将来の選択肢はより広がります。
また、目標としている年間配当金600万円も、働きながら到達できれば精神的な余裕は大きくなるでしょう。
FIREはできるだけ早く仕事を辞めることではなく、自分で働き方を選べる状態になることだと考えています。
そのため、今は焦らず、高配当株への再投資と増配銘柄への積み立てを続けながら、着実にゴールへ近づいていきたいと思います。
まとめ
税引き後年間配当金600万円という目標に対して、2026年は450万円超が見えてきました。
残り約150万円。
数字だけを見ると決して小さくはありませんが、
- 配当金の再投資
- 増配銘柄への投資
- 長期目線での積み上げ
を続けていけば、十分に到達可能な範囲だと考えています。
資産形成は短距離走ではなく長距離走です。
目標から逆算しながら、一歩ずつ着実に配当金を積み上げていきたいと思います。
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