AI半導体株が急落 1兆ドル超消失
2026年6月5日の米国市場は、AI関連半導体株を中心に大きな下落に見舞われました。 Nasdaqは約4.2%安、PHLX Semiconductor Index(SOX)は約10.3%安となり、2020年3月以来の大幅下落を記録しました。
セクター全体では約1兆ドル超、一部報道では1.3兆ドル規模の時価総額が失われたとされており、AI相場の主役だった半導体株に大きな売り圧力がかかりました。
NVIDIAやBroadcom、AMD、Micronなど主要銘柄が軒並み急落し、日本市場でも東京エレクトロンやアドバンテストなど半導体関連株が売られる展開となっています。
主要銘柄が軒並み下落
- NVIDIA(NVDA) -6.2%
- Broadcom(AVGO) -7.9%
- Micron(MU) -13%前後
- Marvell(MRVL) -16〜17%
- AMD -11%前後
- Intel -11%前後
- ARM、Qualcommなども10%超下落
MetaやTeslaなどの大型テック株も連れ安となり、市場全体にリスク回避ムードが広がりました。一方で生活必需品やヘルスケアなどのディフェンシブ銘柄には資金が流入しており、投資家の資金シフトが鮮明になっています。

Broadcomショックが引き金に
今回の急落の最大のきっかけはBroadcomの決算でした。
AI半導体売上は前年同期比143%増の108億ドルと過去最高を更新し、事業そのものは非常に好調でした。
しかし市場が注目していたQ3のAI関連売上見通しは160億ドルとなり、一部アナリスト予想を下回りました。 また、通年目標についても従来の方針を据え置き、上方修正が行われなかったことが失望売りにつながりました。
つまり業績悪化ではなく、市場の期待が高すぎたことが今回の下落の本質だったと言えそうです。
強い雇用統計が追い打ち
さらに同日発表された米国雇用統計も市場には逆風となりました。
非農業部門雇用者数は市場予想を大きく上回る17.2万人増。 雇用の強さが確認されたことで、インフレ再燃への警戒感が高まりました。
結果として米10年債利回りは4.5%を超え、金利上昇が成長株の重しとなります。 特に高PERで取引されているAI関連銘柄は、金利上昇局面で売られやすい特徴があります。
AI需要は本当に減速しているのか
一方で、AI需要そのものが失われたわけではありません。
GoogleやMetaなどのハイパースケーラー各社は引き続き巨額のAI投資を継続しており、HBMなど先端メモリーの供給不足も続いています。
Broadcom自身も長期目標を撤回したわけではなく、1000億ドル超規模のAI事業目標を維持しています。
そのため今回の下落を、 AIブーム終了のサイン と見るか、 過熱感の修正 と見るかで市場参加者の見方は大きく分かれています。
今後の注目ポイント
以下、今後の注目ポイントです。
SOX指数は急落したとはいえ、依然として年初来では大幅なプラス圏です。 今回の下落が長期上昇相場の一時的な調整に過ぎないのか、それともAI相場の転換点になるのか。投資家にとっては重要な局面となりそうです。
掲示板風まとめ
1: 風吹けば名無し
Broadcomのガイダンス失望で一気に出口に殺到。AI需要自体は強いのに過熱のツケが回ってきただけ
2: 風吹けば名無し
NVDA-6%、AVGO-8%。含み益が吹き飛んで心臓に悪い
3: 風吹けば名無し
これは健全な調整。年初来で上がりすぎてた
4: 風吹けば名無し
AIバブル崩壊確定とか騒いでる人多すぎ
5: 風吹けば名無し
雇用統計とBroadcomショックのダブルパンチ
6: 風吹けば名無し
長期保有勢はホールド一択
7: 風吹けば名無し
SOXL勢は本当に大変そう
8: 風吹けば名無し
NVIDIAよりMUを拾いたい
9: 風吹けば名無し
GoogleもMetaも投資減らしてないぞ
10: 風吹けば名無し
構造は何も壊れてない
11: 風吹けば名無し
SpaceX IPOへの資金移動説あるな
12: 風吹けば名無し
PER見直し相場が始まった
13: 風吹けば名無し
東エレクもアドバンテストも巻き添え
14: 風吹けば名無し
買ってない人だけ元気
15: 風吹けば名無し
こういう時こそ買い場
16: 風吹けば名無し
HBM需要はまだまだ強い
17: 風吹けば名無し
信用勢は追証祭り
18: 風吹けば名無し
分散投資の大切さを実感
19: 風吹けば名無し
株価と業績は別物
20: 風吹けば名無し
半年前の強気派が弱気派になってる
21: 風吹けば名無し
技術力ある企業だけ見ればいい
22: 風吹けば名無し
月曜の日経怖い
23: 風吹けば名無し
AIはインフラ投資レベルになった
24: 風吹けば名無し
パラボリック上昇後なら当然の調整
25: 風吹けば名無し
1兆ドル消失って数字がエグい
26: 風吹けば名無し
Broadcomは目標据え置きだっただけ
27: 風吹けば名無し
金利上昇が本体だろ
28: 風吹けば名無し
メモリー株は特に厳しい
29: 風吹けば名無し
買い増し勢が悲鳴上げてる
30: 風吹けば名無し
AI需要が消えたわけじゃない
31: 風吹けば名無し
反発確認してから入る
32: 風吹けば名無し
生成AIバブル崩壊がトレンド入りしてた
33: 風吹けば名無し
NVDAの長期チャート見れば慣れる
34: 風吹けば名無し
周辺銘柄の方が底堅いかも
35: 風吹けば名無し
レバ勢が退場して市場健全化
36: 風吹けば名無し
次はCPIが勝負
37: 風吹けば名無し
SpaceX資金確保の利確説もある
38: 風吹けば名無し
Anthropic関連の話も影響したな
39: 風吹けば名無し
EPS成長が本物だからまだ強気
40: 風吹けば名無し
短期勢と長期勢で意見真逆
41: 風吹けば名無し
SOX10%安はインパクト大
42: 風吹けば名無し
ヘルスケアが買われてる
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モート強い企業だけ見てる
44: 風吹けば名無し
含み損で眠れない
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AIサイクルは数年単位
46: 風吹けば名無し
信用買残多すぎた
47: 風吹けば名無し
Rubin向け需要は継続
48: 風吹けば名無し
20万円買い増しした翌日にこれ
49: 風吹けば名無し
小型AI株は怖い
50: 風吹けば名無し
higher for longerが重い
51: 風吹けば名無し
AI自体は終わってない
52: 風吹けば名無し
現場は忙しいままらしい
53: 風吹けば名無し
月曜日本市場どうなるかな
54: 風吹けば名無し
長期投資家はむしろ笑顔
55: 風吹けば名無し
バブル派が元気になってる
56: 風吹けば名無し
強気派は年末高値更新を予想
57: 風吹けば名無し
弱気派は天井説
58: 風吹けば名無し
分散してなかったの反省
59: 風吹けば名無し
RSI見てた人は逃げてそう
60: 風吹けば名無し
本物の技術企業だけ残る
61: 風吹けば名無し
SpaceX人気すごそう
62: 風吹けば名無し
ビットコイン下落も嫌な感じ
63: 風吹けば名無し
中東情勢も地味に影響
64: 風吹けば名無し
来週もボラ高そう
65: 風吹けば名無し
健全調整か本格調整か
66: 風吹けば名無し
NISA勢は狼狽売り注意
67: 風吹けば名無し
AIは未来を変えるけど株価は別
68: 風吹けば名無し
買うなら少しずつだな
69: 風吹けば名無し
全部売った人は後悔するかも
70: 風吹けば名無し
市場はいつも過剰反応する
考察・まとめ
今回のAI半導体株急落は、AI需要の崩壊が確認されたわけではありません。 むしろ、期待が高まり過ぎた市場が現実とのギャップを調整した面が大きいように見えます。
Broadcomの決算内容そのものは好調でした。しかし市場は良い決算ではなく予想を大幅に超える決算を求めていました。その期待値の高さが、今回の急落につながったと言えるでしょう。
また、雇用統計を受けた金利上昇も無視できません。AI関連企業は将来の成長期待で買われている銘柄が多く、高金利環境ではどうしても株価の評価が厳しくなります。
一方で、GoogleやMetaなどによるAI投資は継続中であり、HBMなどの供給制約も解消していません。企業の設備投資計画を見る限り、AI需要が急激に消えるシナリオは現時点では考えにくいでしょう。
投資家として重要なのは、AIは終わったと感情的に判断することでも、絶対に押し目だと決めつけることでもありません。
今回の下落が単なる過熱是正なのか、それとも長期上昇相場の転換点なのかを見極めるためには、今後の金利動向や企業業績を冷静に追い続ける必要があります。
AI関連株は今後も市場の主役であり続ける可能性が高い一方、その分だけ値動きも大きくなります。短期の値動きに振り回されず、自分の投資シナリオを確認しながら向き合うことが大切です。
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