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【分配金受領】マリモ地方創生リート投資法人とカナディアンソーラーインフラ投資法人から分配金|Jリートの仕組みと特徴も解説

9月の配当金(分配金)の続報です。

今回は マリモ地方創生リート投資法人(3470) と カナディアンソーラーインフラ投資法人(9284) の2銘柄からいただきました。

高配当リートやインフラファンドは、安定した分配金を目的に投資する人に人気の資産クラスです。


配当金の詳細

銘柄保有口数1口あたり分配金税引き後受取額
マリモ地方創生リート投資法人2口3,697円6,096円
カナディアンソーラーインフラ投資法人1口3.281円2,690円
資本剰余金を原資とする配当を含む

👉 合計税引き後受取額:8,786円

今回の配当を加え、9月の累計配当金は114,032円 となりました。

9月の配当金は10万円を突破し、FIREへの歩みを実感しています。

Jリートとは?

Jリート(J-REIT:日本版不動産投資信託)とは、多くの投資家から資金を集めて不動産に投資し、その賃貸収入や売却益を投資家に分配する仕組みです。

特徴

Jリートは、上場しているので株のように売買できます。

分配金は、保有する不動産から得られる安定した家賃収入が原資です。

さらに、税制の優遇措置により、利益の90%以上を分配すると法人税が免除されるため、比較的高い分配金利回りが期待できます。

Jリートとインフラファンドの違い

  • Jリート:オフィスビル、商業施設、住宅、物流施設などの不動産に投資
  • インフラファンド:太陽光発電所や風力発電などのインフラ資産に投資

今回紹介する「マリモ地方創生リート」はJリートに分類され、「カナディアンソーラーインフラ投資法人」はインフラファンドに分類されます。

Jリートをポートフォリオに組み込むメリット

株式や債券だけでなく、Jリートをポートフォリオに組み込むことで以下のメリットがあります。

  1. 分散効果:株式市場と異なる値動きをするため、リスク分散につながる。
  2. 安定的なインカムゲイン:不動産やインフラの収益をベースにしているため、比較的安定した分配金を得られる。
  3. インフレ対策:不動産の価値や賃料は物価上昇と連動する傾向があるため、インフレ時に強みを発揮。
  4. 少額から投資可能:実物不動産よりもはるかに少ない資金で投資できる。

これらのメリットにより、ポートフォリオ全体の安定性が向上し、株式や債券だけでは得られない定期的なキャッシュフローを確保できます。

また、長期投資の視点でも、Jリートは資産形成の土台として有効に活用することができます。


マリモ地方創生リート投資法人(3470)の分配金と利回り

分配金実績

マリモ地方創生リートは、地方都市にある商業施設や住宅を中心に投資しているリートです。
これまでの分配金は 1口あたり約3400〜3600円 程度を安定的に推移しています。

  • 第16期(2024年6月期):3,684円
  • 第17期(2024年12月期):3,617円
  • 第18期(2025年6月期予想):3,697円

利回り

  • 2025年9月15日時点の株価:113.000円
  • 予想分配金:7,200円(年間)
  • 分配金利回り:約 5.5%

最近はJリートの株価が復調。長期金利が安定して推移しており、高利回りのリートが相対的に魅力を取り戻しています。

安定した賃料収入に基づく分配金と利回りの高さが、投資家からの資金流入を後押し。

また、オフィスや商業施設、物流施設などの賃貸需要が堅調。収益見通しが安定していることも好感されています。

今後の見通し

  • 地方都市の人口減少リスクはあるものの、比較的高い利回りを維持
  • 地方の活性化に貢献していくREIT、地方サラリーマンとして応援したい
  • 安定した分配金を出し続けており、インカム重視投資家に適した銘柄

カナディアンソーラーインフラ投資法人(9284)の分配金と利回り

分配金実績

カナディアンソーラーインフラは、太陽光発電所を投資対象としたインフラファンドです。
分配金は発電収益に連動しやすいですが、安定した水準を維持しています。

(例:直近の分配金履歴)

  • 第14期(2024年6月期):3,775円
  • 第15期(2024年12月期):3,310円
  • 第16期(2025年6月期予想):3,281円

利回り

  • 2025年9月15日時点の株価:89,200円
  • 予想分配金:7,400円(年間)
  • 分配金利回り:約 7.2%

再生可能エネルギー系リートは、利回りが固定的な分配金を提供するため、長期金利上昇時に相対的に割高感が出やすくなります。

2024年前半は世界的な金融引き締めの影響もあり、投資家が金利リスクを意識し、リートの株価が下押しされました。

最近はこちらも復調。底から20000円近く上げています。

今後の見通し

  • 再生可能エネルギー需要の高まりを背景に、今後も一定の分配水準が期待できる
  • 日本国内のFIT(固定価格買取制度)や電力価格の動向によって、将来の収益見通しに不透明感が増すことがある
  • 発電量は天候の影響を受けやすく、安定性はリートに比べるとやや劣る

銘柄の比較

銘柄名分配金実績想定利回り特徴
マリモ地方創生リート年間7,200円程度約5.5%地方都市の商業・住宅に分散投資、安定性重視
カナディアンソーラーインフラ年間7,000円程度約7.4%太陽光発電特化、高利回りだが天候リスクあり

両銘柄とも安定したインカムゲインを提供してくれるため、ポートフォリオの分散と安定性に貢献しています。

株式や債券とは異なる値動きをするため、ポートフォリオに組み入れることで分散効果を高める価値がありますね。


4. まとめ

今回も少額の分配金ですが、毎月の積み重ねがFIRE達成のカギになります。

今回の分配金で、9月の受取額は114.032円と大台を突破しました。

これからも愚直に分配金を積み上げ、ポートフォリオの安定性を保ちながら、再現性のあるFIREを目指していきます。


9月は続々と配当金が入金されています。


愚直な配当金再投資でアッパーマス層に到達。その時の変化を綴っています。


断片的な情報に惑わされやすい時代だからこそ、シンプルな投資スタイルを貫いて参ります。

この原則を信条とし、着実に資産形成を続けていきます。

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