株式投資 資産形成

10月の配当株おすすめ4選|利回り3%超&割安銘柄【グッドコムアセット・萩原工業・クミアイ化学工業・アールエイジ】

10月は権利確定を迎える銘柄は比較的少ないですが、その分独自の強みを持ち、成長期待のある企業が揃っています。

そこで今回は、

・配当利回り3%超

・割安感有り(PER15倍以下orPBR1倍以下)

・配当余力がある(配当性向が低い)

この3つの条件を満たす銘柄を4つピックアップしました。

いずれも長期投資の候補として検討できる銘柄です。

なお、配当金を得るには、2025年10月29日(水)までに株を持っておく必要があります。

権利落ち落ち日は、2025年10月30日(木)でこの日には売るのはOKです。

おすすめ銘柄紹介

グッドコムアセット(3475)

PER:11.37倍/PBR:3.20倍/配当利回り:3.04%/配当性向:35.7%

グッドコムアセットは、投資用マンションの企画・開発から販売までを手がける総合不動産企業です。

首都圏を中心に堅実な事業基盤を築き、近年は7期連続で増配を実現するなど、株主還元に積極的な姿勢が注目されています。

主力である投資用マンション販売に加えて、個人・法人向けのソリューション提供、物件の賃貸管理業務、不動産ファンドの運用、さらには不動産コンサルティングまで幅広く事業を展開しており、多様な収益源を確保している点が大きな強みです。

安定的なキャッシュフローを生み出すビジネスモデルと成長性を両立させている企業といえます。

Googleより引用 2025.9.19
年度年間配当
22年60円
23年35円
24年41円
25年(予)45円

萩原工業(7856)

PER:10.51倍/PBR:0.79倍/配当利回り:3.87%/配当性向:54.23%

萩原工業は、合成樹脂シートの分野で国内トップクラスのシェアを誇るメーカーです。

工業資材や防災関連資材など、ニッチながら社会インフラを支える高付加価値製品を数多く手がけており、その技術力と品質の高さからグローバル市場でも存在感を発揮しています。

安定した需要に支えられた事業基盤を持ち、景気変動の影響を受けにくい点が特徴です。

また、株主還元に関しては総還元性向70%を目標に掲げており、積極的な配当政策を展開。増配にも意欲的で、中長期的な投資先としての魅力を備えています。

Googleより引用 2025.9.19
年度年間配当
22年36円
23年50円
24年60円
25年(予)65円

クミアイ化学工業(4996)

PER:9.34倍/PBR:0.68倍/配当利回り:4.02%/配当性向:30.11%

クミアイ化学工業は、農薬専業メーカーとして長年にわたり国内外で事業を展開してきた企業です。

除草剤や殺菌剤など幅広い製品群を有し、日本国内はもちろん、海外市場でもプレゼンスを拡大しています。

農業人口の減少や高齢化により、効率的な農業経営や生産性向上のニーズは一段と高まっており、その解決策のひとつとして農薬の需要は長期的に拡大が見込まれています。

株式市場においては依然として低PBR水準にとどまっている一方で、配当利回りは4%を超える魅力的な水準を維持しており、バリュー株としての妙味とインカムゲインの両面で投資家に注目されています。

Googleより引用 2025.9.19
年度年間配当
22年22円
23年45円
24年30円
25年(予)34円

アールエイジ(3248)

PER:12.31倍/PBR:0.62倍/配当利回り:3.99%/配当性向:21.61%

アールエイジは、不動産再生事業を中核としつつ、物件の運営・管理を軸に安定した収益を確保している不動産企業です。

特に運営管理事業はストック型ビジネスとして継続的にキャッシュフローを生み出し、景気変動に左右されにくい強みを持っています。

また、再生事業においては中古物件の価値を高め、市場に新たな需要を生み出す役割を果たしており、社会的な意義も大きい分野です。

株主還元に関しては、3期連続での増配実績を有しており、配当性向にもまだ十分な余地があるため、今後も積極的な還元拡大が期待できる点が投資家にとって魅力といえるでしょう。

Googleより引用 2025.9.19
年度年間配当
22年31円
23年33円
24年36円
25年(予)36円

比較表:注目配当株 4選

銘柄PERPBR配当利回り配当性向
グッドコムアセット11.37倍3.20倍3.04%35.7%
萩原工業10.51倍0.79倍3.87%54.23%
クミアイ化学工業9.34倍0.68倍4.02%30.11%
アールエイジ12.31倍0.62倍3.99%21.61%
20225.09.19時点

まとめ

今回紹介した4銘柄は、いずれも配当利回り3%超を確保しながら、無理のない配当性向で株主還元を続けている注目株です。

10月は権利確定の銘柄が少ない分、見落としがちな時期でもありますが、だからこそ配当を受け取れるチャンスを逃したくないところ。

長期投資では、目先の株価の上下よりも「安定した配当」と「持続可能な還元姿勢」をしっかり見ておくことが大切です。

焦らず、自分の投資スタイルに合うかどうかを確認しながら、コツコツと積み上げていきましょう。

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断片的な情報に惑わされやすい時代だからこそ、シンプルな投資スタイルを貫いて参ります。

この原則を信条とし、着実に資産形成を続けていきます。

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