人生論 資産形成

日経平均5万4341円、過去最高値更新が続く今、個人投資家として思うこと

東京株式市場において、日経平均株価が5万4341円まで上昇しました。前営業日比792円高となり、3日続伸です。
数字だけを見ると、強い…強すぎる!、いやいや上がりすぎでは?、日本株バブルや!などとと感じる方も多いのではないでしょうか。実際、日経平均ベースのPERは20倍を超え、割高感を意識する声も増えてきています。

ただ、この局面を単純に危険、過熱と捉えてしまうのは、やや早計かもしれません。
本記事では、日経平均が過去最高値を連日更新する今だからこそ、長期投資家やFIREを目指す個人投資家として、どのように考え、向き合うべきかについて整理してみたいと思います。


日経平均5万4341円という数字の意味

過去最高値更新が示しているもの

まず、現在の状況を冷静に整理してみましょう。
今回の株価上昇は、短期的な材料だけで説明できるものではありません。

背景には、

  • 企業収益の着実な改善
  • 政局の安定期待
  • 円安の恩恵
  • AIブームの継続
  • 株主還元意識の定着
  • 日本株に対する海外投資家の評価見直し

といった、構造的な変化の積み重ねがあると考えられます。

特に注目すべきなのは、日本企業全体の稼ぐ力が、数年前と比べて明らかに変化してきている点です。
ROEを意識した経営や、増配・自社株買いの継続は、以前であれば一部の企業に限られていましたが、現在では広く一般化しつつあります。


PER20倍超は「危険水準」なのか

日経平均のPERが20倍を超えていることについて、不安を感じる方も少なくないでしょう。
確かに、歴史的に見れば、警戒感が高まりやすい水準であることは事実です。

指標状況
日経平均株価5万4341円
日経平均PER20倍超
市場動向過去最高値を連日更新

ただし、PERは金利水準や成長率、指数を構成する銘柄の性質によって、その意味合いが大きく変わります。
低金利環境が続き、グローバル展開によって成長余地のある企業が指数を押し上げている現在の状況では、PER20倍=即割高・即危険と単純に判断するのは適切とは言えないでしょう。


上がり続ける相場で、多くの投資家が感じる違和感

「乗り遅れてしまったのでは」という感情

過去最高値を更新し続ける相場を前にして、多くの個人投資家が次のような感情を抱きがちです。

もっと早く投資を始めていればよかった。
今から参入するのは遅いのではないか。

この感覚は自然なものですが、長期投資において判断を誤らせやすい感情でもあります。
価格の水準だけに意識が向いてしまうと、高いから買えない、下がるまで待とうという思考に陥りやすくなります。


相場が順調なときほど、不安は膨らむ

一方で、すでに投資を続けている方ほど、含み益が増えているにもかかわらず落ち着かない、どこかで大きな調整が来るのではないかと警戒してしまうといった、別の種類の不安を感じることも多いのではないでしょうか。

相場が不安定なときよりも、むしろ順調すぎる局面のほうが、投資家の心理は揺れやすいものです。


FIRE・資産形成の視点で見た「今の株式市場」

価格ではなく、自分の投資戦略を見る

FIREや長期的な資産形成を目指す場合、重要なのは今が高値か安値かではありません。

それよりも、

  • 自分が決めた投資ルールを守れているか
  • 資産配分が大きく崩れていないか
  • リスクを取りすぎていないか

といった、自分自身の投資戦略が健全かどうかを確認することが大切です。

相場が好調な局面では、投資判断の良し悪しが分かりにくくなります。そのようなときこそ、淡々と積み立てを続け、分散を意識する姿勢が、長期的には大きな差を生みます。

「一度すべて売りたくなる衝動」との向き合い方

日経平均が5万4341円という水準に達すると、ここで一度、利益確定をした方が良いのではないかと考える方もいるでしょう。

しかし、相場の天井を正確に当てることは誰にもできません
FIREを目指すのであれば、短期的な売買益よりも、市場に居続けることの重要性を改めて意識したいところです。


過去最高値更新局面で、私自身が意識していること

楽観にも悲観にも偏らず、現実を見る

現在の相場について、私自身は次のように考えています。

確かに市場全体には楽観的な雰囲気がある一方で、日本株にはまだ評価され切っていない部分も残っています。だからこそ、過度な期待や過信は避けるべきです。

強気一辺倒でもなく、悲観的でもない、転換点に差しかかっている相場だと受け止めています。


相場は制御できなくても、行動は選べます

日経平均が今後どこまで上昇するのか、あるいはいつ調整が入るのかは、誰にも分かりません。
しかし、

  • 投資を途中でやめないこと
  • 生活資金と投資資金を明確に分けること
  • 想定外の事態が起きても耐えられる設計にしておくこと

こうした行動は、今この瞬間からでも選択できます。


まとめ:日経平均5万4341円が私たちに投げかけているもの

日経平均の過去最高値更新は、確かに大きな話題です。
しかし、本当に大切なのは、この環境の中で、私たちはどのように行動するのかという点にあります。

相場が好調な今だからこそ、投資の目的を改めて確認し、不安や期待を整理する。そして改めて長期的な視点に立ち返ること。

そのような時間を持つことが、将来の資産形成をより安定したものにしてくれるはずです。

日経平均5万4341円。この数字を、自身の投資姿勢を見つめ直すきっかけにしていきましょう。


こんな日は、やることはシンプルです。

過去にも暴騰や暴落、様々な荒波がありましたが、淡々とした投資で地方サラリーマンでも配当金を積み上げることができます。

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断片的な情報に惑わされやすい時代だからこそ、シンプルな投資スタイルを貫いて参ります。

この原則を信条とし、着実に資産形成を続けていきます。

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