FIREは、多くの投資家にとって一つの到達点です。資産運用によって生活費をまかない、会社勤めから解放される。時間と自由を手に入れる、非常に魅力的な生き方だと思います。
しかし私は、もしFIREを達成したとしても短期アルバイトや期間限定の仕事は、あえて続けたいと考えています。理由は、お金のためではありません。むしろ、社会的なつながりや、生きがいに近い部分にあります。
本記事では、早期リタイアやFIREしても短期アルバイトはしたい理由について、地方サラリーマンの立場から率直に考えてみます。

FIRE=完全リタイア、でなくてもよい
FIREという言葉は、どうしてももう一切働かないというイメージと結びつきがちです。ですが、近年は考え方も多様化しています。
- 生活費は資産収入でまかなう
- 働くかどうかは自分で選ぶ
- 収入よりも、意味や楽しさを重視する
このような選択的労働が可能になるのが、FIREの本質だと感じています。働かなくてよい自由と、働く自由の両方を持つ状態とも言えるでしょう。
お金のためではなく、社会的なつながりのため
私がFIRE後に短期アルバイトをしたい最大の理由は、収入ではありません。むしろ社会との接点を持ち続けたいという気持ちのほうが大きいです。
人は、どれだけ資産を持っても、完全に一人で生きることはできません。日常の中で誰かと会話をし、自分の役割を感じることで、生活にリズムが生まれます。
たとえば、週に数日だけ働くことで、挨拶をする相手ができる、誰かの役に立っている実感を得られる、家に閉じこもりきりにならずに済むといった小さな要素は、想像以上に心の安定につながるのではないでしょうか。
誰かのためになることで感じる生きがい
資産形成や投資は、基本的に自分のための行動です。将来の安心を確保するという点では、とても大切な営みです。
一方で、仕事には他人の役に立つという側面があります。たとえ短期のアルバイトでどんな仕事内容であってもそのどれもが、誰かの生活を支える一部になっています。
この誰かのためになる感覚は、配当金や含み益とは異なる種類の満足感をもたらすことだと想像します。FIRE後も働きたいと思うのは、効率や利回りとは無縁の、人間的な理由なのだと私は思います。
フルタイム勤務には戻りたくない理由
ただし、現在のように月曜から金曜、朝から夕方まで働く生活に戻りたいか?と聞かれれば、答えは明確にいいえです。笑
理由は単純で、やりたいことが他にもたくさんあるからです。
- 読書や勉強
- 投資やブログ運営
- 旅行
- 家族との時間などなど
FIRE後は、これらを自分のペースで楽しみたいと考えています。その中で、あくまで一部として働く。これが理想のバランスです。
FIRE後の働き方イメージ
| 項目 | 現在の会社員 | FIRE後の短期アルバイト |
|---|---|---|
| 目的 | 生活費、投資資金の確保 | 社会とのつながり |
| 労働時間 | フルタイム | 週数日・短時間 |
| 精神的負担 | 責任・評価が重い | 気楽に関われる |
| 自由度 | 低い | 高い |
| 収入の重要性 | 非常に高い | 低い |
この表から分かるように、同じ労働であっても意味合いは大きく異なります。FIRE後の労働は、義務ではなく選択肢です。
FIRE後に短期アルバイトをするメリット
FIRE後に働くことには、現実的な利点もあります。
第一に、社会との接点を維持できることです。人と話し、役割を持つことは、孤立を防ぐ効果があります。
第二に、生活にハリが出ることです。何も予定がない日が続くより、今日は少し働くという日があるほうが、時間の輪郭がはっきりします。
第三に、収入があれば資産の取り崩しペースを緩められる点も、金銭的心理的な安心材料になります。
重要なのは、働かなくてはならないではなく、働きたいから働くという状態に変わることですね。
たとえば月3万円のバイト代でも、年間では36万円になります。利回り4%で同じ金額を得ようとすれば、約900万円分の運用が必要です。
そう考えると、短期アルバイトは労働というよりも、ポートフォリオの一部のようにも見えてきます。資産収入を補完する役割として、合理的な選択肢なのだと思います。
これはまだ想像の話である
もっとも、私はまだFIREを実現していません。あくまで現状から想像した、地方サラリーマンのたわごとです。
実際に早期リタイアを達成したとき、考えが変わる可能性もあります。それでも、完全に社会から離れるよりも、ゆるやかにつながり続ける生き方のほうが、自分には合っていそうだと感じています。
まとめ
FIREを達成しても短期アルバイトをしたい理由は、お金ではなく、社会的なつながりと生きがいにあります。
人は、やはり社会の中で生きる存在です。
誰かの役に立ち、会話を交わし、少しだけ外に出ることで、生活にハリが生まれます。
ただし、今のようにフルタイムで働く生活に戻りたいとは、みじんも思いません。やりたいことがたくさんあるからです。
FIREもまだ達成していない、現状から想像した地方サラリーマンのたわごとでした。
それでも、FIRE後の働き方を考えることは、今の働き方を見直すヒントにもなるのではないでしょうか。
あれだけ辞めたかった仕事も、キャリアを重ねるにつれ少しずつ心境の変化が出てきました。
今年の目標は「行動すること」です。投資も淡々と積み上げていきます。株価は下がってほしいです笑


