楽天SCHD(正式名称:楽天・シュワブ・高配当株式・米国ファンド(四半期決算型))。
一時SNS上で話題になったことから、投資中の人や、投資はしていないけれど存在は気になっている人は多いのではないか思います。
ちなみに自分は発売当初から毎月1万円を積み立てていて、現在は約19万口ほど保有し、今後も積み立て継続の予定です。
パフォーマンスは以下のように、半年間は低迷していたのですが、徐々に盛り返してきた中でイラン情勢に入りました。

そんな楽天SCHDですが、結局、毎月いくら配当をもらえるの?という点は気になる点だと思います。
ということでこの記事では、毎月コツコツ積み立てた場合に10年後にどれくらいの配当金が期待できるかをシミュレーションします。
結論から言うと、月3万円積立の場合、10年後に毎月約13,300〜13,600円相当(年間約16万円前後)の配当が目安になります。
不労所得としては現実的な金額ではないかと思います。
※なお、この数値はかなり保守的な前提での試算です。過去実績はこれを上回りますが、将来を保証するものではありません。

楽天SCHDとは?(簡単に)
楽天SCHDは、高配当株ETFのSCHD(Schwab U.S. Dividend Equity ETF)に連動する投資信託です。
配当をもらいながら資産形成したい人に人気の銘柄の一つです。
シミュレーション条件
シミュレーション条件
- 毎月積立額:3万円
- 期間:10年間(120ヶ月)
- 年利回り:5%(配当+値上がり込み・保守的)
- 配当利回り:約3.4%(2026年4月時点目安)
※重要な前提
なお前提条件として、
①複利運用で計算している点(将来価値 = P × [(1 + r)^n − 1] / r)
②過去10年のSCHDトータルリターンは年平均約12〜13%なので、シミュレーションはかなり保守的である点はご承知おきください。
今後も同様であるという保証はないためこのような保守的条件にしています。
10年後の資産と配当(月3万円)
毎月換算だと、配当金は約13,500円程度という結果になりました。
※実際は年4回の分配(四半期)で支払われます。
では、1万円、5万円の場合だったらどうでしょうか。
積立額別シミュレーション
| 月積立 | 10年後資産(5%) | 年間配当(3.4%) | 月換算 | 参考:8%前提資産 |
|---|---|---|---|---|
| 1万円 | 約156万円 | 約5.3万円 | 約4,400円 | 約180万円 |
| 3万円 | 約470万円 | 約16万円 | 約13,300円 | 約570万円 |
| 5万円 | 約780万円 | 約26.5万円 | 約22,100円 | 約950万円 |
自分はSCHDは毎月1万円からスタートしていますが、こうして数字で見ると、保守的であっても月5000円程度になることから十分意味があると感じます。大きく増やすより、まずは続けることの方が何倍も大事です。
楽天SCHDのメリット
① 配当が比較的安定
楽天SCHDは、財務基盤のしっかりした優良企業が中心です。 そのため、景気の影響は受けつつも、長期的には増配傾向があり配当を積み上げていく投資との相性が良いのが特徴です。
② 分散投資ができる
約100銘柄にまとめて投資できるため、個別株のような1社の業績に大きく左右されるリスクを抑えられます。 初心者でも1本でバランスよく投資できるのは大きなメリットです。
③ 積立との相性が良い
価格が上下する中でも、毎月一定額を積み立てることで取得単価を平準化できます(ドルコスト平均法)。 長期で見るほど、この効果は効いてきます。
④ 低コスト&NISA対応
信託報酬は年0.1238%と非常に低く、長期投資でもコスト負担が小さいのが魅力です。 さらにNISAを活用すれば、配当や売却益が非課税になり、効率よく資産形成できます。
デメリット・リスク
① 元本保証はない
株式投資である以上、元本は保証されていません。 市場全体が下落すれば、評価額が大きく減ることもあります。
② 為替リスクがある
米国資産のため、円高になると円ベースの評価額は下がります。 過去には為替だけで20〜30%以上影響を受けたケースもあります。
③ 分配は年4回
配当は毎月ではなく、年4回のタイミングで支払われます。 また、状況によっては元本の一部を払い戻す特別分配金となる場合もあります。
④ 将来リターンは不確実
過去のSCHDは非常に優秀な成績でしたが、今後も同じリターンが続く保証はありません。 金利や景気などの環境によって結果は大きく変わります。
まとめ
楽天SCHDは、配当をもらいながら長期で資産形成したい人にとって、有力な選択肢です。
月3万円を10年積み立てると、毎月1万円以上の配当相当が見えてきます(保守的前提だとしても)。
ただし、リターンは常に変動します。大切なのは、無理のない金額で、なるべく早めに始めて長く続けることです。
NISAを活用すれば税効率も大きく向上します。まずは少額から、自分に合うか試してみるのがおすすめです。
※本記事は一般的な情報提供を目的としており、投資勧誘ではありません。 最終判断はご自身で行ってください。
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