毎年お正月に行われる箱根駅伝。
私にとって年末年始の番組といえば、紅白歌合戦よりも箱根駅伝なんですよね。
青学の連覇を阻もうとする各校の走りや、シード権を巡る熾烈な争い、タスキを必死につなぐ姿、そして何より学生たちの真剣な走りを見ていると、自然と心を動かされるからです。
そんな中、テレビを眺めながらふと、箱根駅伝はFIREを目指す過程とよく似ているなぁ…と、思ったわけです。
箱根駅伝には、投資や資産形成に通じる考え方が多く詰まっています。
ということで今回は箱根駅伝 × FIREという視点から、その共通点を考えてみたいと思います。

箱根駅伝は「全員エース」じゃなくていい
箱根駅伝で結果を残すチームを見ていると、必ずしも全員がスター選手ではありません。
- 山登りに強い選手
- 安定して順位を守る選手
- 流れを変える役割の選手
それぞれが自分の役割を理解し、区間を走り切っています。ここに、FIREを目指す上での重要な考え方が詰まっています。
FIREも「一発逆転」ではなく「区間積み上げ型」
FIREと聞くと、短期間で資産を大きく増やすイメージを持つ人も多いと思います。
しかし、実際にFIREを達成している人の多くは、
- 高配当株で安定収入を作る
- インデックス投資で市場平均を取りにいく
- 無理のない入金を長く続ける
といった、極めて地道な戦略を取っています。
これはまさに、区間を一つずつ積み上げる箱根駅伝型の走り方だと感じます。
山登り区間=しんどい時期をどう乗り越えるか
箱根駅伝で最も厳しいと言われるのが、5区の山登りです。ここで崩れてしまえば、流れは一気に変わってしまいます。
FIREを目指す過程にも、似たような区間があります。
- 投資を始めたばかりで成果が見えない時期
- 相場が低迷して気持ちが折れそうな時期
- 周囲と比べて焦ってしまう時期
この山登り区間で重要なのは、脱落しないことです。
ペースを守り、脱落しない。派手に抜かなくていい。生き残ることが最優先です。
復路では配当と複利が効いてくる
箱根駅伝は往路だけで勝負が決まるわけではありません。復路での安定した走りが、最終結果を左右します。
FIREにおける復路は、
- 配当金が目に見えて積み上がる
- 複利の効果を実感できる
- 資産の増減に一喜一憂しなくなる
ここまで来ると、投資が精神的にも楽になると感じる人が多いのではないでしょうか。
区間賞より総合優勝を狙う
箱根駅伝には区間賞という分かりやすい評価があります。ただ、区間賞を取っても総合優勝できなければ意味は限定的です。
投資の世界でも、
- 一時的な大きな利益
- SNSでの注目
- 短期の成功体験
これらより大切なのは、生活を支える仕組みを作り続けられるかということが重要です。
FIREはゴールした後も続く、人生が続く長い競技だからです。
箱根駅伝型FIRE戦略の本質を整理する
箱根駅伝をFIREに重ねて見ると、次のような共通点が見えてきます。
- 全力疾走より長距離走
- 個人技よりチームバランス
- 派手さより継続
地味でも構わない。遅く見えても問題ない。
区間を一つずつ走り切ることが、最終的に自由な時間というゴールテープへとつながるのだと思います。
おわりに
箱根駅伝を見ながら、この選手たちも、将来を見据えて今を走っているんだろうなぁ…と考えます。
FIREも同じで、今日の小さな積み重ねが、数年後の景色を変えてくれるのだと思います。
今年の箱根駅伝は、そんなことを考えさせてくれる時間でした。
特別な才能よりも、当たり前を続けてきたチームが最後に残る姿は、「投資はセンスより習慣」という考え方そのものです。
