サラリーマンとして働いていると、避けて通れないものの一つが仕事の評価です。
私の職場でも個人目標を立て、それに対してどれくらい達成できたのか、どのように仕事に取り組んだのかなどをもとに評価が行われます。
ありがたいことに、今のところ比較的高い評価をいただいています。評価によって微々たるものではありますが、給与も増えます。
普通に考えれば、せっかくならもっと高い評価を取りたいとか、評価を上げて昇進したいと思うところなのかもしれませんが…私は仕事の評価にほとんど興味がありません。
高く評価してもらえれば、給与も上がるという面ではもちろん越したことはないのでありがたいなと覆うのですが、高い評価を取るために頑張ろうとは思いません。
40歳も近づいてきて、役職のクラスチェンジを打診されることも出てきましたが、それもすべて、時にやんわりと時にキッパリと断っています。
なぜなら、私が会社員生活の先に目指しているものはもっと上の役職ではないからです。

昔から出世には全く興味がなかった
これは、FIREを目指すようになったから突然変わったわけではありません。
昔から出世には全く興味がなく、目立つことも好きな性格ではありません。
同期の中には若い頃から、上を目指す同僚もいました。
そんな同期を見ては、すごいなぁとは思うものの自分もそうなりたいと思ったことはありません。
もちろん、出世を目指すことを否定するつもりは全くありません。
責任ある立場で大きな仕事をしたい人もいるでしょうし、収入を増やしたい人もいるでしょう。
それは一つの立派な価値観です。ただ、私にはその価値観があまりというか全くありませんでした。
そもそも私は、人からどう評価されるかをあまり気にしないタイプです。
仕事でも同じです。会社から高く評価されることよりも、自分自身が納得できる生活を送れているかどうかが重要だと感じます。
高い評価をいただいても、昇進したいとは思わない
現在はありがたいことに、仕事では比較的高い評価をいただいています。
評価によって多少給与にも差がつくのでそれ自体はもちろん嬉しいことです。
同じ仕事をするのであれば、給与が多いに越したことはありません。
ただ、もっと評価を上げて出世したいという気持ちにはつながりません。
40歳が近づいてきたこともあり、役職を上げる話をいただくこともあります。
しかし、今のところすべて断っています。
理由は単純に、責任と仕事量が増えることに対して、給与が増えるメリットをそれほど感じないからです。
役職が上がれば、当然ながら責任も大きくなります。
自分の仕事だけではなく、これまで以上に仕事量も、考えなければならないことも増えるでしょう。
資産が増えるほど、昇給より時間の価値が大きくなった
もともと出世には興味がありませんでしたが、資産形成を続けてきたことで、その考え方はさらに強くなりました。
資産がまだ少ない頃であれば、毎月の給与が数万円増えることの意味は大きかったと思います。
しかし、長年資産形成を続け、FIREが少しずつ現実的な目標になってくると、私の中でお金に対する感覚も変わってきました。
もちろん今でも給与は大切で、私は今も会社員として働いています。
ただ、給与を最大化するために、責任や仕事量まで最大化したいとは思えません。
それよりも、自分の時間をどう使うか。こちらのほうがよっぽど大切です。
私が目指しているのは、会社員として一番偉くなることではなく、会社員を辞めても困らない状態をつくること。
ゴールが違えば、そこまでの走り方が変わるのは当然のことです。
評価に興味がないと仕事をサボるは全く違う
ここは誤解されたくないところというか、仕事の評価なんてどうでもよくて、出世にも興味がないと書くと、じゃあ仕事は適当にやっているの?と思われるかもしれませんが、そんなことはありません。
給料をもらって働いている以上、与えられた仕事はきちんとやる。
そして、与えられた仕事の中では主体性を持って取り組むこと。
これは会社員として当然のことだと思っています。
ただし、高い評価をもらうためだけに必要以上の仕事を抱えることはしない。
出世するために、自分の時間を必要以上に会社へ差し出すこともしない。
私の中では、この境界線がかなりはっきりしています。
評価されるために仕事をするのではなく、任された仕事だからきちんとやる。結果として高い評価をいただけるのであれば、それはありがたく受け取る。それくらいのちょうどよい距離感を保っているということです。
ほぼ定時帰り。家族と自分の時間を優先したい
私は普段、ほぼ定時で帰っています。残業すべきことがあっても、とりあえず帰ります笑
そして仕事が終われば、そこから先は自分の人生です。
家族と過ごす時間も欲しい。自分の好きなことをする時間も欲しい。
資産形成について考えたり、趣味を楽しんだりする時間だって欲しい。
1日は誰にでも24時間しかありません。
役職が上がって年収が少し増えたとしても、仕事に使う時間や精神的な負担まで増えてしまえば、私にとって本当に豊かになったと言えるのか。
そう考えると、今の私は収入の最大化よりも、自分で使える時間を守ることを選びます。
そして、資産形成を続けてきたことが、その選択をしやすくしてくれているとも感じます。
それでも、今すぐ会社員を辞めようとは思わない
出世には興味がない。仕事の評価にも興味がない。FIREも目指している。
だったら、もう仕事を辞めればいいのでは?と思われるかもしれませんが、そうは考えていません。
会社員には会社員の大きなメリットがあります。
毎月安定した給与が入ってくる。社会保険などの仕組みもあります。ボーナスもあります。
そして安定した給与があるからこそ、生活を守りながら資産形成を続けることができます。
この環境を自分から急いで手放す必要もありません。私は45歳でのFIREを一つの目標にしています。
そこまでは、会社員という立場をうまく活用していきたいと思っています。
あと数年、会社員のメリットを享受しながら資産形成する
だからといって、FIREするまで適当に会社に居座ればいいという話でもありません。
あと数年だからこそ、与えられた仕事にはきちんと取り組みたい。
その中で主体性も発揮したいと思っています。
ただし、出世競争には参加しない。高評価を取ることを目的にもしない。
必要以上に仕事を抱え込まず、できるだけ定時で帰る。
家族との時間や自分の時間を大切にしながら、給与をいただき、資産形成を続ける。
そして45歳になったとき、まだ働きたいと思えば働けばいいし、それより早く辞めたいと思えば辞めれば良いし、そろそろ違う生き方をしてみたいと思えば、そのときに人生の舵を切ればいい。そんな状態を作るための、残り数年間だと思っています。
欲しいのは会社での肩書きではなく辞められる自由
出世を目指して頑張っている人や勤続30年の先輩を見ると、本当にすごいと思います。
自分にはないモチベーションだからこそ、素直にそう感じます。
ただ、人生で何を手に入れたいかは人それぞれです。
私が欲しいのは、会社での立派な肩書きではありません。もっと高い評価でもありません。
私が欲しいのは、いつでも辞めようと思えば辞められるという自由です。
会社から評価されることを人生の目的にするのではなく、自分が納得できる人生をつくっていく。
仕事はきちんとやる。でも、仕事だけが人生にならないようにする。
会社員として得られるメリットはありがたく享受しながら、自分と家族の時間を守り、淡々と資産を積み上げていく。
そしていつか、会社からの評価そのものが本当に必要なくなるところまで行く。
私にとって資産形成やFIREを目指す意味は、働かなくても生活できるだけのお金を作ることだけではありません。
他人や会社からの評価に、自分の人生を左右されなくなること。
それもまた、経済的自由が与えてくれる大きなメリットなのだと思っています。
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そして、そのためには数字だけを見るのではなく、自分の価値観と向き合う時間が欠かせません。

