米国株のAres Capital Corporation(ARCC)から、今回も配当金を受け取りました。
今回は税引き後で約5万5,000円です。
私は2020年にARCCを1,000株購入しており、これまでに受け取った配当金は税引き後で145万円を超えています。
購入資金は約300万円だったので、これまでの配当金だけで購入資金の半分近くを回収したことになります。
しかも、現在のARCCは含み益が〈ほんのわずかですが…〉約3万5,000円。
配当金を受け取りながら株価もプラスになっているので、結果としてはかなり満足しています。
今回は、ARCCから受け取った配当金と、2020年から保有してきた現在の状況について書いてみます。

ARCCから今回受け取った配当金
今回、ARCCから受け取った配当金は税引き後で約5万5,000円でした。
ARCCの通常配当は現在、1株あたり0.48ドルを四半期ごとに支払っています。年間では1株あたり1.92ドル。
2026年9月30日終値付近の株価19.10ドル前後で計算すると、配当利回りは約10%になります。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 保有株数 | 1,000株 |
| 通常配当 | 1株0.48ドル |
| 配当回数 | 年4回 |
| 年間配当 | 1株1.92ドル |
| 現在の利回り | 約10% |
| 今回の受取額 | 税引き後 約5万5,000円 |
| 累計受取配当 | 税引き後145万円超 |
ARCCは高い配当利回りが特徴の銘柄です。ただし、利回り10%の引き換えにリスクも持ち合わせた銘柄です。
2020年、利回り10%に釣られてARCCを購入
私がARCCを購入したのは2020年。当時は1,000株を約300万円で購入しました。
購入した理由は、配当利回りが約10%だったからです。
今振り返ると、かなり利回りに釣られて買っています。。。笑
もし今、当時と同じ状況でARCCを初めて見たとしても、おそらく同じようには買っていないと思います。
それだけ、投資について勉強してきたことで、高配当には高配当なりのリスクがあることも分かってきました。
それでも売ろうと思ったことはない
現在まで、ARCCを売ろうと思ったことはありません。大きく相場が動いた時期もありましたが、1,000株をそのまま保有してきました。
現在のARCCは、購入価格に対して約3万5,000円の含み益があります。
そして、何より大きいのがこれまで受け取ってきた配当金で、累計では税引き後で145万円を超えました。
購入資金が約300万円だったので、配当金だけで購入資金の半分近くを回収したことになります。
株価は今後も変動しますし、今後も配当金が現在の水準で維持される保証はありませんが、ここまで長期間にわたって配当金を受け取ってこられたことには、かなり満足しています。

ARCCは配当金製造機のような存在
私にとってARCCは、まさに高い配当金を生み出してくれる配当金製造機のような存在です。
ARCCは、正式名称をAres Capital Corporationといい、米国NASDAQに上場するBDC(Business Development Company)です。
簡単にいうと、米国の中堅企業などに融資を行い、そこから得られる利息などを収益源としています。
BDCは、一定の条件を満たして課税所得の大部分を株主に分配することで、法人税負担を抑えられる仕組みがあります。
そのため、一般的な企業と比較して高い配当利回りになりやすいのが特徴です。
ARCCの場合も、企業への融資から得られる金利収入などが配当の源泉になっています。
ARCCの配当は高水準で維持されている
ARCCの通常配当は、2022年後半以降、現在の1株0.48ドルが続いています。
近年はどんどん増配していく銘柄というより、高い水準の配当を維持している銘柄と考えたほうが分かりやすいでしょう。
2023年から2025年までの年間通常配当は1株あたり1.92ドル。2026年も9月末時点で1.44ドルが支払われており、残り1回が同額なら年間1.92ドルとなります。
私のように高配当を目的として長期保有する投資家にとって、配当水準が維持されていることは大きな魅力ポイントです。
配当金を支えるNIIにも注目したい
ARCCのようなBDCを見るときには、配当利回りだけを見るのではなく、配当金を支える収益が十分にあるのかを見る必要があります。
2026年第2四半期のARCCは、純投資利益(NII)が1株あたり0.50ドルでした。一方、通常配当は0.48ドル。
単純に比較すると、0.50ドル ÷ 0.48ドル ≒ 104%となり、NIIが通常配当を上回っています。
ただし、四半期によっては収益の余裕が小さくなることもあります。
また、BDCではGAAPベースの純利益だけを見るのではなく、NIIや課税所得、配当のカバー状況などを確認することが重要になります。
約10%の高配当には当然リスクもある
ARCCの魅力は何といっても約10%という高い配当利回りですが、高配当だからこそのリスクがある銘柄だと考えています。
例えば、ARCCは企業への融資を行っているため、借り手企業の業績悪化や信用リスクがあります。
実際、2026年第2四半期にはノンアクルーアル(利息収益が認識されない状態)の比率が上昇しています。
また、変動金利のローンが多いため、金利低下局面では金利収入が減少し、NIIが圧迫される可能性もあります。
さらに、2025年末の1株NAV19.94ドルに対して、2026年第2四半期末は19.35ドルまで低下しています。
それでもARCCを保有し続ける理由
では、リスクがあるのに、なぜ私はARCCを売らないのか。
理由はシンプルです。高配当資産としての役割を持たせているからです。
ARCCは今後も1,000株を保有する予定です。ただし、買い増す予定はありません。
現在の私にとってARCCは、ポートフォリオの中で高配当を生み出す役割を担ってもらう銘柄です。
リスクがあることを理解したうえで、その役割に限定して保有しています。
今回の配当金はVYMの購入へ
今回ARCCから受け取った約5万5,000円の配当金は、VYMの購入資金に充てます。
私がVYMを購入しているのは、ARCCよりも安定感のある配当成長を期待しているからです。
高配当のARCCから生まれた配当金を、VYMに再投資する。
こうすることで、将来の配当金を少しずつ増やしていきたいと考えています。
配当金を受け取って終わりではなく、その配当金を次の配当金を生む資産へ回していく。
私の現在の投資スタイルでは、こうした流れを大切にしています。
2020年に買ったARCCを振り返って
2020年の私は、ARCCのことを今ほど詳しく知っていたわけではありません。
利回り10%という数字に惹かれて、約300万円を投資しました。今なら、同じような買い方はしないと思います。
それでも、現在まで保有してきた結果を見ると、
- 税引き後の累計配当金145万円超
- 購入資金約300万円
- 現在の含み益約3万5,000円
- 今回も約5万5,000円の配当金を受領
という結果になっています。
もちろん、これから先も同じような結果になるとは限らず、配当金が減る可能性もありますし、株価が下落する可能性もあります。
それでも、ここまでの結果を振り返ると、2019年の自分には、悪い選択ではなかったね。と言いたいです。
今後もARCCには、私のポートフォリオの中で高配当資産としての役割を担ってもらうつもりです。
そして、ARCCから受け取った配当金はVYMなどへ回しながら、将来の配当金を少しずつ育てていきたいと思います。
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