株式投資 資産形成

高配当株投資で日本株と米国株の両方を保有して感じるメリット・デメリット

私は高配当株投資を続ける中で、日本株と米国株の両方を保有しています。

日本株と米国株、どちらが高配当株投資に向いているのかという話はよくありますが、実際に両方を保有していると、それぞれに違ったメリットとデメリットがあると感じます。

今回は、私が実際に日本株と米国株を保有してきて感じていることを、整理してみます。

日本株のメリット

為替を気にしなくていい

日本株の大きなメリットは、やはり為替を気にしなくていいことです。

日本株から受け取る配当金は円です。私はFIRE後の生活費を配当金で賄いたいと考えているため、円で生活する以上、円の配当金を受け取れる日本株には安心感があります。

米国株の場合、ドルで受け取った配当金を円に換算するときに為替の影響を受けます。

円安なら円換算の配当金は増えますが、円高になれば逆に減ります。その点、日本株の配当金には為替による変動がありません。

株主優待がある

日本株には株主優待という魅力もあります。

すべての銘柄にあるわけではありませんが、企業によっては商品やQUOカード、買い物券などを受け取ることができます。

配当金とは別に株主優待がもらえるのは、日本株ならではの楽しみです。

高配当株投資では基本的に配当金を重視していますが、優待がある銘柄を保有する楽しさもあります。

増配が期待できる企業が増えている

日本企業でも、株主還元を重視する企業が以前より増えてきたと感じます。

高配当株投資では、現在の配当利回りだけではなく、今後も配当金を増やしてくれるかどうかが重要です。

その意味では、日本株でも増配を続ける企業が増えていることは大きなメリットだと思います。

日本株のデメリット

一方で、日本株にも気になるところがあります。

配当金の安定性では米国株に魅力を感じる

日本企業の中にも長期にわたって増配している企業はあります。ただ、米国企業と比較すると、私は配当金の安定性や増配の継続性については、米国株に魅力を感じています。米国企業でも減配や無配になることはありますが。

それでも、長期間にわたって株主への還元を続けてきた企業が多いことは、米国株の大きな魅力だと感じています。

配当の回数が少ない

日本株は年2回配当の企業が多い一方、米国株では四半期ごとの配当が一般的です。

配当金を受け取る回数が多いと、単純に再投資の回転が早くなるので高配当株投資においては米国株は大きなメリットです。

米国株のメリット

私が米国株を保有していて大きなメリットだと感じるのは、やはり為替、増配、そして四半期配当です。

為替の恩恵を受けられる

米国株はドル建てなので、円安になるとドルで受け取った配当金の円換算額が増えます。

現在のように円安が進んでいる局面では、米国株から受け取る配当金の円換算額が大きくなるため、円で生活する私にとってもメリットがあります。

しかし、これは反対に円高になるとデメリットになります。そのため、為替は米国株投資の魅力でもあり、一方でリスクでもあります。

増配の魅力

米国株には、長期間にわたって配当金を増やしてきた企業が数多くあります。コカ・コーラのように60年を超える連続増配銘柄が両手では足りない程に。

高配当株投資では、将来いくらもらえるようになるかも重要になることから、配当金を長期的に増やしてくれる企業を保有できることは、米国株の大きな魅力だと思っています。

四半期配当

先程も述べましたが、米国株では四半期ごとに配当金を受け取る企業が多いです。年4回配当金が入ってくるため、配当金を再投資する機会が増えます。

私の場合、米国株から受け取った配当金は一切円転せずにそのまま米国株の買い付けに回しています。

つまり、

米国株から配当金を受け取る
↓
その配当金で米国株を買う
↓
保有株数が増える
↓
将来の配当金が増える

という流れを為替に影響されずに作れるところが強みです。

米国株のデメリット

もちろん米国株にもデメリットがあります。

為替の影響を受ける

先ほどメリットとして挙げた為替は、そのままデメリットにもなります。

円安なら米国株の配当金を円に換算したときの金額が増えますが、円高になれば減ります。

資産価格についても同じです。ドルベースではそれほど変わっていなくても、円高になると円換算では資産が減って見えることがあります。

私自身も為替によって資産額が大きく動くことを経験しています。思いにプラスに作用してきましたが、今後はマイナスへの作用も頭に入れておかなければなりません、米国株に投資する以上、為替変動は避けて通れません。

税金が少し複雑

米国株では配当金に対して米国と日本の両方で税金がかかります。〈米国で10%が源泉徴収された後、残りの額に対して日本で20.315%が源泉徴収されます。〉

外国税額控除などの仕組みもありますが、日本株だけを保有する場合と比べると、どうしても税金の仕組みは複雑になります。

日本株と米国株、両方持つメリット

結局どっちがいいの?と思うかもしれませんが、私は、無理にどちらか一方を選ぶ必要はないと思っていて、むしろ日本株と米国株を両方持つことで、それぞれの弱点を補えると考えています。

私の場合、日本で生活するので、日本株から受け取る円の配当金には安心感があります。一方で、米国株からはドルの配当金が入ってきます。

円だけに偏らず、ドルという別の通貨からも収入を得られることは、長期的な資産形成を考えるうえでメリットだと感じています。

そして米国株の配当金は、そのまま米国株の買い付けに回すことができます。

日本円で生活するための配当金を日本株から受け取りながら、米国株から生まれたドルは米国株の再投資に使う。

この組み合わせは、私の高配当株投資と相性がいいと実感しています。

それでも今の私は日本株を増やしたい

では、これから日本株と米国株のどちらを増やしたいのか。

現在の私は、日本株を増やしたいと考えています。主な理由の一つは、円安だからです。

米国株を長く保有している私にとって、現在の円安は米国株の資産価値や配当金の円換算額を押し上げてくれる一方、新しくドル資産を買うには不利な面があります。そのため、今のような円安局面では、日本株の高配当銘柄に目が向きます。

為替が今後どう動くかは分からないからこそ、日本株か米国株かを完全に決め打ちするのではなく、その時々の状況を見ながら両方を保有していきたいと思っています。

最終的には両方

日本株には、円で配当金を受け取れることや株主優待、増配企業の存在という魅力があります。

米国株には、増配の魅力や四半期配当、そしてドルという外貨で配当金を受け取れるメリットがあります。

一方で、日本株には配当の安定性や成長性について銘柄選びが必要という面があり、米国株には為替や税金というデメリットがあります。

それぞれにメリットとデメリットがあります。だからこそ、私は日本株と米国株の両方を保有しています。

日本で生活する以上、円の配当金は大切です。一方で、FIRE後も長く資産を運用していくことを考えると、ドルの配当金を生み出してくれる米国株も手放せません。

円とドル。日本株と米国株。どちらか一方に決めるのではなく、それぞれの特徴を理解したうえで使い分けることが、今の私にとっては一番しっくりくる形です。

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