資産形成の途中においては、できるだけ節約して、その分を投資に回そうと考えるのは自然なことです。
私自身、お金を使う時には使ってはいるものの、割引シールは変わらず大好きですし、今なお資産をせっせと資産を積み上げるフェーズにいる人間です。
だからこそ、株主優待投資家として知られる桐谷広人さんの言葉は、ただの話では終わりませんでした。
資産7億円を築いた投資家が語ったその一言には、お金との向き合い方だけでなく、人生の教訓が詰まっているように感じたのです。

桐谷さんが公表した2つのがん
2026年7月27日放送の『月曜から夜ふかし』で、桐谷広人さんは前立腺がんと大腸がんを患っていることを公表。
大腸がんはステージ3と診断され、約40〜60cmの腸を切除する手術を受けています。
現在は再発・転移を防ぐための抗がん剤治療を続けながら、毎日20分ほど散歩をするなど前向きに過ごされているそうです。
今後は前立腺がんの手術も予定されており、「元気になったらまた自転車でかっ飛ばしたい」とも語っています。
「もっと現金を使えばよかった」
取材の中で、桐谷さんはこんな趣旨のことを話しています。
「こんなことになるなら、もうちょっと前から現金を使っておけばよかったかな。」
桐谷さんの資産は約7億円と報じられています。
約1,400〜1,500銘柄もの日本株を保有し、生活費の多くを株主優待と配当で賄う、日本でも珍しい投資スタイルを長年続けてきた方です。
そんなお金を増やすことを誰よりも実践してきた投資家が、病気を経験した今、「もっと使えばよかった」と振り返ったということには、説得力を感じざるを得ませんでした。
投資家は、使うより増やすことが得意になってしまう
投資を続けていると、お金を減らしたくないという感覚が少しずつ強くなります。
100万円資産が増えるのは嬉しい。でも、旅行や食事に10万円使うとなると、なぜか手が止まることがあります。
この10万円を投資していたら、将来は15万円、20万円になっていたかもしれない。
人は得をする喜びよりも、失う痛みを強く感じる生き物で、損失回避バイアスと呼ばれる心理が影響していると言われます。
投資家は日々お金の増減を見ているからこそ、その感覚はさらに強くなります。
だから資産は増えても、お金を使うことに罪悪感を覚えてしまいます。
FIREを目指す私だからこそ考えた
私の目標は、資産2億円、そして税引き後の年間配当金600万円を受け取れる状態をつくることです。
その目標は今も変わりません。
もちろん、そのために旅行や家族との時間を我慢しているわけではありません。子どもたちとの旅行にも出かけますし、今しかできないことにはできるだけお金を使うようにしています。
それでも、資産形成にはここまでというゴールを決めておかないと、人はいつまでももう少し、もう少しと貯め続けてしまうのではないかと、桐谷さんの言葉を聞いて改めて考えさせられました。
子どもが小さい今だから楽しめる旅行があります。親が元気な今だからこそ、一緒に過ごせる時間があります。
健康だからこそ挑戦できることもあります。
資産はあとから増やせるかもしれませんが、今年の夏や子どもがこの年齢だった時間は、二度と戻ってきません。
投資には複利があっても、人生の時間には複利はありません。
それではSNS上の反応を見ていきましょう。
掲示板風まとめ
1: 風吹けば名無し
資産7億円の人が言うからこそ重みが違うわ
2: 風吹けば名無し
DIE WITH ZERO読み返したくなった
3: 風吹けば名無し
投資家あるあるやな、増やすことが目的になってしまう
4: 風吹けば名無し
7億あっても後悔するんやな…
5: 風吹けば名無し
結局、健康と時間が一番高級品なんや
6: 風吹けば名無し
優待生活を極めた結果の気付きって感じやな
7: 風吹けば名無し
独身やし子どももおらんから余計そう思うんかもしれん
8: 風吹けば名無し
いや7億ある人に言われても説得力あるようなないような
9: 風吹けば名無し
現金使えばよかった言うて次の日優待ステーキ食っとるやろw
10: 風吹けば名無し
株クラの節約勢には刺さる発言やな
11: 風吹けば名無し
病気になってから使おうと思っても遅いんよな
12: 風吹けば名無し
ワイも最近ケチが染み付いてきたから耳痛いわ
13: 風吹けば名無し
使いすぎもアカンし、貯めすぎもアカン
14: 風吹けば名無し
ステージ3って聞くとさすがに考えさせられる
15: 風吹けば名無し
「もっと現金使っとけばよかった」は人生の教訓やな
16: 風吹けば名無し
人間いつまでも健康でおれると思いがちやからな
17: 風吹けば名無し
NISA全ツッパ勢に聞かせたい一言
18: 風吹けば名無し
経験にもちゃんと予算組まなアカンな
19: 風吹けば名無し
旅行後回しにしとるワイ、ちょっと反省
20: 風吹けば名無し
結局ゼロで死ぬのは無理なんよ
21: 風吹けば名無し
優待で楽しむ人生も十分すごいと思うけどな
22: 風吹けば名無し
もっと健康に金使えばよかったって意味もあるんやろな
23: 風吹けば名無し
長生き前提で人生設計してたんやろ
24: 風吹けば名無し
子どもおる人は思い出作り優先した方がええで
25: 風吹けば名無し
「お金は天国に持っていけない」って言葉が急にリアルになる
26: 風吹けば名無し
株クラでめっちゃ話題になっとるな
27: 風吹けば名無し
増やすことだけ考えてたら使うタイミングなくなるわ
28: 風吹けば名無し
治ったら温泉でも海外でも行ってほしい
29: 風吹けば名無し
ワイも資産目標決めとかんと一生貯め続けそう
30: 風吹けば名無し
投資には複利がある。でも人生の時間には複利はない。この言葉ほんま刺さるわ
私がこれから意識したいこと
資産形成はこれからも続けます。
将来への備えは、家族を守るためにも欠かせません。
ただ、それと同じくらい、今だからこそ価値があることにも、お金を使っていきたいと思います。
私自身、これからは以下を意識したいと感じました。。
旅行から帰ってきても、あの費用を投資していたら……と思う日があるかもしれません。
それでも、その旅行で子どもが見せてくれた笑顔や、家族で過ごした時間は、お金では買い戻せない価値があります。
資産だけではなく、そうした思い出も少しずつ積み立てていきたいなと思います。
まとめ
資産形成は、人生を豊かにするための手段です。
将来への備えは大切です。
一方で、お金を増やすことだけが目的になると、今しかない時間という、もっと大切な資産を見落としてしまうかもしれません。
資産7億円を築き、長年にわたり優待と配当を軸に生活してきた桐谷広人さんが、「もっと現金を使っておけばよかった」と振り返った言葉は、そのことを静かに教えてくれているように感じます。
私も45歳でのFIREという目標は変えません。でも、FIREは人生のゴールではなく、豊かに生きるための手段です。
だからこそ、未来の安心に投資しながら、今日という一日にも投資していきたい。
桐谷さんの言葉は、その大切さを改めて思い出させてくれました。
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