40歳を前にして、純資産が1億5000万円に到達しました。
30代の資産形成を振り返ると、一つの大きな達成感があります。
1億5000万円という金額は、一般的な感覚からすれば決して小さな金額ではなく、もうFIREできるじゃんと思われる方もいるかもしれません。
実際、単身であったり、夫婦2人の生活であれば、1億5000万円はFIREを考えるうえでかなり大きな土台になると思います。
ただ、私自身は今すぐ会社を辞めるつもりはありません。目標としているのは45歳でのFIREです。
今回は、30代後半・資産1億5000万円の現在地から、それでもあと数年間働く理由について書いてみます。

1億5000万円はゴールではなく土台
1億5000万円に到達したこと自体には、やはり達成感があります。
投資を始めた頃には、30代のうちにここまで資産が大きくなるとは思っていませんでした。
ただ私が目指しているのは、会社を辞めることではなく、辞めた後も、家族と安心して生活できる状態をつくることです。
そのためには、資産額だけではなく、毎年入ってくるキャッシュフローも重要になります。
現在も配当金を受け取っていますが、今後も給与からの入金、配当金の再投資、保有株の増配などによって、資産とキャッシュフローの両方〈土台〉を育てていきたいと思っています。
45歳まで働くことで、FIRE後の安定性を高める
私が45歳まで働く理由は、FIRE後の生活をより安定したものにしたいからです。
今後も給与から投資資金を入金します。そして、その資金を再投資することで、将来の配当金をさらに増やしていきます。
さらには、会社員として働き続けることで、将来の年金という土台も積み上がっていきます。
つまり、45歳までの数年間は、
給与による入金・配当金の再投資・資産の成長・将来の年金
といった複数の面から、FIRE後の生活を整えていく期間だと考えています。
1億5000万円あるから、すぐ辞めるのではなく、1億5000万円あるからこそ、焦らずにFIRE後の生活を完成させていくという感覚に近いです。
目標は資産2億円、税引後配当金600万円
現在の一つの目標は、資産2億円です。
そして、配当金については税引後で年間600万円を目標にしています。
月にすると50万円。これだけのキャッシュフローを資産から生み出せるようになれば、FIRE後の生活に対する安心感はかなり大きくなると思っています。
相場は思い通りにはいくことはなく、毎年必ず資産が増えるわけでもありませんし、すべての銘柄が増配するわけでもありません。
だからこそ、45歳までの時間を使って、無理なく資産と配当金を積み上げていきたいと思っています。
今の仕事を辞めたいわけではない
猛烈に辞めたい時期もありましたが、ここ数年は今の仕事に、やりがいを感じて取り組めています。
仕事が嫌だからFIREしたいというわけではありません。
では、なぜFIREを目指すのか。
それは、生活のために会社で働き続けなければならない状態から抜けたいからです。
今は給与というキャッシュフローがあります。しかも30代は一番昇給幅が大きい期間で、資産形成において非常に大きな意味を持っています。
だからこそ、今すぐ手放す必要を感じません。
今の仕事にやりがいを感じられているのであれば、給与を受け取りながら資産形成を続ける。
そして、45歳になったときに働かなければ生活できない状態ではなく、働くかどうかを自分で選べる状態をつくることです。
FIRE後は自分に矢印を向けたい
45歳でFIREしたら、やってみたいことがあります。
それは、自分自身に矢印を向ける時間を増やすことです。
会社員として働いていると、仕事や家庭など、外側から求められることに時間を使います。
もちろん、それも大切なことです。
ただ、仕事を離れた後は、自分の内なる声にも耳を傾けてみたい。
本当は何をしたいのか。どんな時間を過ごしたいのか。家族とどう過ごしたいのか。
そういったことを、もっとゆっくり考えてみたいと思っています。
FIREしたからといって、一日中何もしない生活をしたいわけではありません。
むしろ、社会とのつながりは持っていたいと思います。
そのため、FIRE後も負担の大きくない仕事をする可能性は大いにあります。
ただし、それは生活費を稼ぐためではなく、社会とのつながりや、自分自身の充実感のためです。
FIREで一番欲しいものは家族との時間
FIRE後に一番増やしたいのは、やはり家族との時間です。
そして、自分自身の時間。その先に自由があると思っています。
今より家族と旅行に行く。子どもたちとの時間を増やす。
妻との時間を増やす。行きたい場所に行く。やってみたいことをやる。
何も予定がない日に、何も予定を入れない。そういう時間を、自分で選べるようになりたい。
私にとってFIREとは、贅沢な暮らしをすることではありません。
人生の主導権を自分で持つことです。
FIREは逃げではない
FIREを目指していると、仕事が嫌なの?と思われることもあるかもしれませんが、私の考え方は少し違います。
仕事を辞めること自体が目的なのではなく、辞めてもいいという選択肢を持つことに意味があると思っています。
働きたいなら働けばいい。少しだけ働きたいなら、そうすればいい。
家族との時間を優先したいなら、そちらを選べばいい。何か新しいことを始めたいなら、それもいい。
生活のために働き続けなければならない状態ではなく、自分で選択できる状態です。それが、私にとってのFIREです。
あと数年間を大切にしたい
45歳までは、まだ数年間あります。その時間をFIREまでの我慢とは考えていません。
むしろ、FIRE後の生活をより安定させるための大切な準備期間だと思っています。
資産2億円。税引後配当金600万円。
そして、その先にある年金。
こうした土台を少しずつ積み上げていけば、45歳になったときには、今よりもさらに選択肢が増えているはずです。
もちろん、相場次第なので計画通りになるとは限りません。
それでも、やることは変わりません。働いて入金する。
配当金を受け取る。再投資する。増配を待つ。
そして、時間を味方につける。これを淡々と続けていきます。
30代の資産形成が、45歳の自分をつくる
30代の資産形成を振り返ると、今の自分があるのは、これまで積み上げてきたものがあるからだと思います。
資産1億5000万円という数字は、突然できたものではありません。
一つ一つの入金。配当金の再投資。長期保有。そして、時間。
その積み重ねです。
だからこそ、45歳になったときに振り返って、「あのとき30代で資産形成を頑張っておいてよかった」
と思えるように、これからも淡々と続けていきたいと思っています。
FIREは、45歳になった瞬間がゴールではありません。むしろ、そこからが本当のスタートなのだと思います。
自分の人生を、自分で選ぶ。そのための選択肢を、今のうちにつくっておく。
今は、その準備をしているところです。
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