2026年5月20日、メガ損保3社である東京海上HD(8766)、MS&AD(8725)、SOMPO HD(8630)が2026年3月期決算を発表しました。
今回の決算では、政策保有株売却益、海外事業の好調、自然災害減少などが追い風となり、各社とも高水準の利益と積極的な株主還元を打ち出しました。
一方で、自動車保険の採算悪化や、来期の減益予想など課題も見られています。
今回は、損保3社の決算内容と投資家の反応をまとめます。

東京海上HD(8766)決算まとめ
最終利益は9,804億円 高水準維持も前年比では減益
東京海上HDの2026年3月期最終利益は9,804億円でした。
前年比では-7.1%となりましたが、これは前期の政策保有株売却益が過去最高水準だった反動による影響が大きく、本業自体は堅調でした。
経常収益は8兆8,722億円(前年比+5.1%)、正味収入保険料は5兆5,663億円(前年比+4.9%)と、保険事業そのものは引き続き拡大しています。
海外事業の強さが際立つ内容
特に好調だったのが海外事業でした。
欧米事業や再保険事業が伸長し、国内損保の厳しい環境をカバーする構図が鮮明になっています。
ROEは18%台を維持しており、稼ぐ力の高さが際立っていました。
配当は211円→245円へ増配予定
株主還元も非常に強力でした。
2026年3月期配当予想は211円でしたが、次期2027年3月期は245円への増配予定を発表。
累進配当方針も維持され、自社株買い上限2,000億円も発表されました。
長期保有投資家からの評価が高かったのも納得できる内容でした。
MS&AD(8725)決算まとめ
最終利益7,873億円 前年比+13.8%の増益
MS&ADの2026年3月期最終利益は7,873億円となりました。
前年比+13.8%と大幅増益で、経常利益も1兆1,202億円(前年比+20.6%)まで拡大しました。
経常収益は7兆6,530億円(前年比+14.9%)と大きく伸びています。
海外好調と資本効率改善が追い風
MS&ADも海外事業が利益成長をけん引しました。
加えて、政策保有株売却益約5,406億円も利益押し上げ要因となっています。
ROE18%超、包括利益1.2兆円超など、資本効率の高さも市場で好感されていました。
14期連続増配へ
配当面でも安定感がありました。
2026年3月期配当は155円予想で、14期連続増配見通しとなっています。
利回りは4%台後半と高水準で、高配当投資家から特に注目を集めていました。
また、自社株買い1,900億円も発表され、株主還元姿勢の強さが印象的でした。
SOMPO HD(8630)決算まとめ
最終利益6,400億円 前年比約2.6倍
SOMPO HDの2026年3月期最終利益は6,400億円でした。
前年比では+163.3%と大幅増益となっています。
保険収益は5兆3,729億円(前年比+6.1%)でした。
市場では今回の損保決算の中でも特にインパクトが大きかったとの声が多く見られました。
来期減益予想でも株主還元強化
SOMPOは来期利益について減益予想を示したものの、株主還元はむしろ強化されました。
2026年3月期配当は150円、さらに2027年3月期は200円予想を発表。
増配額は+50円とかなり大型でした。
さらに690億円規模の自社株買いも発表しています。
総還元性向100%が話題に
今回特に注目されたのが、総還元性向100%という非常に強気な還元方針。
利益が減っても還元を重視するという姿勢は市場でも高く評価されていました。積極還元型の高配当株として、今後も注目度は高そうです。
それでは、個人投資家の反応を見ていきましょう。
掲示板風まとめ
1: 風吹けば名無し
損保3社、全部増配は強すぎるやろ
2: 風吹けば名無し
東京海上、結局こういうのが一番安心するんよな
3: 風吹けば名無し
MS&AD利回り高すぎて草
4: 風吹けば名無し
SOMPOの+50円増配インパクトあるわ
5: 風吹けば名無し
自社株買いまでついてるの強い
6: 風吹けば名無し
インフレ環境でも金融株ほんま強いな
7: 風吹けば名無し
東京海上は放置できる銘柄感ある
8: 風吹けば名無し
ROE18%台は普通に化け物
9: 風吹けば名無し
MS&AD、地味に毎年ちゃんと増配してるの偉い
10: 風吹けば名無し
SOMPO還元全振りやん
11: 風吹けば名無し
保有株の配当めっちゃ増えたわ
12: 風吹けば名無し
今年の高配当株ほんま優秀
13: 風吹けば名無し
東京海上NISAで欲しくなる
14: 風吹けば名無し
損保セクターだけでかなり戦える気する
15: 風吹けば名無し
MS&ADはインカム勢人気高そう
16: 風吹けば名無し
累進配当って言葉が安心感ある
17: 風吹けば名無し
東京海上減益なのに還元強いのええな
18: 風吹けば名無し
SOMPOの決算思ったより良かった
19: 風吹けば名無し
金融株のターン来てるやろ
20: 風吹けば名無し
配当再投資勢にはたまらん
21: 風吹けば名無し
政策株売却益うますぎる
22: 風吹けば名無し
海外事業ほんま大事なんやな
23: 風吹けば名無し
自然災害少なかった恩恵でかそう
24: 風吹けば名無し
火災保険改善してるのええね
25: 風吹けば名無し
自動車保険はまだ厳しいんやな
26: 風吹けば名無し
修理費高騰つらそう
27: 風吹けば名無し
人件費上昇も地味に効いてる
28: 風吹けば名無し
MS&ADのROE高すぎる
29: 風吹けば名無し
東京海上は王道感ある
30: 風吹けば名無し
SOMPOは攻めすぎ感ある
31: 風吹けば名無し
決算通過で安心したわ
32: 風吹けば名無し
PTS弱くても配当で許せる
33: 風吹けば名無し
含み益より配当増える方が嬉しい
34: 風吹けば名無し
高配当株の完成形みたいになってきた
35: 風吹けば名無し
東京海上S株で集めてる
36: 風吹けば名無し
MS&ADは配当利回り魅力やな
37: 風吹けば名無し
SOMPOは還元ガチ勢
38: 風吹けば名無し
結局こういうディフェンシブ強い
39: 風吹けば名無し
バークシャー感あるよな東京海上
40: 風吹けば名無し
海外比率高いの強みやな
41: 風吹けば名無し
決算シーズン最後にええもん見た
42: 風吹けば名無し
保険料値上げも追い風になりそう
43: 風吹けば名無し
インフレに強い業種感ある
44: 風吹けば名無し
来期減益でも増配は評価できる
45: 風吹けば名無し
長期保有向きすぎる
46: 風吹けば名無し
NISAで損保増やしたい
47: 風吹けば名無し
TOPIX弱くても損保は安心感ある
48: 風吹けば名無し
自社株買いまでやるの反則
49: 風吹けば名無し
MS&ADずっと強いな
50: 風吹けば名無し
SOMPOの総還元100%すごい
51: 風吹けば名無し
東京海上は結局握ってれば勝ち感ある
52: 風吹けば名無し
配当管理アプリ更新が楽しい
53: 風吹けば名無し
今年の配当前年比かなり増えたわ
54: 風吹けば名無し
金融株でFIRE近づいてる感ある
55: 風吹けば名無し
損保3社全部持ちたくなる
56: 風吹けば名無し
海外で稼げる日本企業は強い
57: 風吹けば名無し
ROE高い高配当株ほんま好き
58: 風吹けば名無し
政策株売却まだ続くんかな
59: 風吹けば名無し
自然災害来た時だけ怖い
60: 風吹けば名無し
でも長期なら握れるわ
61: 風吹けば名無し
東京海上は安定の象徴みたいになってる
62: 風吹けば名無し
MS&ADはもっと評価されてもええ
63: 風吹けば名無し
SOMPOはボラ高そうやけど夢ある
64: 風吹けば名無し
損保業界めちゃくちゃ稼いでるな
65: 風吹けば名無し
2.4兆利益はさすがに強い
66: 風吹けば名無し
株主フレンドリーすぎる決算
67: 風吹けば名無し
こういう銘柄が結局生き残る
68: 風吹けば名無し
配当で生活近づいてきた感ある
69: 風吹けば名無し
日本株まだまだ捨てたもんじゃない
70: 風吹けば名無し
増配祭りありがとうやで
考察まとめ
今回の損保3社決算は、日本の高配当株の完成度の高さを改めて感じさせる内容でした。
特に共通していたのは、
といった、高配当投資家が好む要素をしっかり備えている点でした。
東京海上は王道の安定型、MS&ADは高利回りインカム型、SOMPOは積極還元型という色分けも分かりやすく、投資家それぞれの好みに応じて選ばれている印象でした。
一方で、
・自然災害リスク
・自動車保険の採算悪化
・為替変動
・海外競争激化
などのリスクもあります。
それでも、今回の決算を見る限り、メガ損保3社は日本株の中でも安心枠として存在感を高めているように感じます。
AI半導体のような爆発力はなくても、配当を積み上げながら資産形成したいという投資家にとっては、引き続き有力な選択肢となりそうです。
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