2026年2月24日現在の日経平均株価は、依然として高値圏で推移しています。
本日の終値はおよそ57,300円台と、前日比で約500円前後の上昇となりました。年初来高値である58,000円台からはやや調整しているものの、水準としては依然として高い位置にあります。
PER(株価収益率)も20倍前後と、歴史的に見れば割高感が意識されやすい水準です。AI関連株や対米投資への期待が相場を押し上げる一方で、米国株の動向や企業業績への警戒感もあり、高値圏での揉み合いが続いている印象です。エヌビディア決算などの重要イベントを控え、市場には期待と不安が入り混じっています。
こうした状況を見ると、そろそろ下がるのではないか?今から買うのは怖いと感じる方も少なからずと思われます。正直に言えば、資産形成期にある私自身も、少し調整してくれた方が買いやすいのに…というのが本音です。
それでも私は、この高値圏の相場においても、淡々と買い増しを続けている銘柄があります。本記事では、なぜ高値圏でも投資を続けているのか、そしてどの銘柄を選んでいるのかを整理するとともに、高値圏でやってはいけない行動についても考えてみたいと思います。

高値圏とはどのような状態か
株価水準だけで判断する危うさ
一般に高値圏とは、過去の水準と比べて株価が高い位置にある状態を指します。しかし、過去より高い=割高と安易に判断するのは危険です。企業業績が伸びていれば、株価が上昇しても合理的な評価水準である可能性があるからです。
一方で、将来の成長期待だけが先行し、実態以上に買われている場合は調整が起こりやすくなります。このため、高値圏では値上がり期待よりも保有する意味を重視した投資判断が重要になると考えます。
高値圏でやってはいけないこと
短期的な値動きに賭ける投資
高値圏では、上昇余地が限定的になるケースも多く、短期売買で利益を狙う難易度は高まります。特に信用取引やレバレッジを用いた投資は、相場の小さな調整でも大きな損失につながりかねません。
話題性だけで銘柄を選ぶこと
今話題性があるから、みんなが買っているからといった理由で銘柄を選ぶと、高値掴みになりやすくなります。高値圏では、流行よりも資産としての安定性を重視すべき局面だと考えています。
高値圏でも買い増ししている銘柄
私が選んでいるのはVYMと1489
現在の相場環境において、私が継続的に買い増しているのは、以下の2つの高配当ETFです。
| 銘柄 | 投資対象 | 特徴 |
|---|---|---|
| VYM | 米国高配当株 | 連続増配企業が多く、分配金の安定性が高い |
| 1489 | 日本高配当株 | 国内株に分散投資でき、円建て資産として活用できる |
どちらも値上がり益を狙う商品ではなく、保有している間に分配金を受け取ることを目的としたETFです。株価が大きく上昇しなくても、インカムゲインが得られる点に魅力を感じていますし、信頼ある過去の増配実績から、今後も配当金の増額が見通せることが主な買い増し理由です。
高値圏でも保有しやすい理由
これらのETFは、多数の銘柄に分散投資されているため、個別株に比べて価格変動リスクが抑えられます。また、配当収入があることで、株価下落時でも精神的な負担を軽減できます。
高値圏においては今いくらで買うかよりも、長期間持ち続けられるかが重要です。VYMと1489は、相場環境が変化しても保有を継続しやすい資産だと考えています。安く買いたいのはもちろんですが、待っている間に上に行かれたことが何度もあるという己の経験則もあります。株価が高水準にある局面でも、資産形成を優先し、相場の先行きを過度に不安視するのではなく、淡々と買い増しを行っています。
なぜ今でも買い増すのか
現金だけではインフレに弱い
現金は価格変動リスクがない一方で、インフレが進行すると実質的な価値が目減りします。株式投資は価格変動を伴いますが、長期的には企業利益の成長を取り込める点が強みです。
また先ほども述べましたが高値圏であっても、時間を分散して投資することで、購入価格の偏りを抑えることができます。一括投資ではなく、分割での買い増しを行うことが現実的な対応策となります。
まとめ
株価が高値圏にある局面では、不安が先行しやすくなります。しかし、投資を完全に止めることが最適解とは限りません。
私が高値圏でも買い増ししている銘柄は、VYMと1489です。どちらも配当収入を重視したETFであり、価格変動に一喜一憂せず保有しやすい資産です。
一方で、高値圏では短期売買や話題性だけの投資は避けるべきです。重要なのは、将来も保有し続けたいと思える資産かどうかという視点です。
高値圏だからこそ、値上がり益ではなく、資産としての安定性と継続性に目を向けることが、長期的な資産形成につながると考えています。
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