米国高配当ETFのHDV(iシェアーズ・コア 米国高配当株 ETF)から、税引き後で約12,500円の配当金を受け取りました。
HDVは2021年から保有しているETFで、現在の保有数は770株。これまでにHDVから受け取った税引き後配当金は、累計約35万円になりました。
そして最近、HDVに大きな変化がありました。それが、毎月分配型への変更です。
もともとHDVは気に入って長期保有していましたが、毎月分配になったことで、FIREを目指している自分の中では以前よりも存在感が増してきています。
今回は、実際に受け取った配当金とともに、HDVの特徴や現在の保有状況、今後の投資方針についてまとめてみます。

HDVから税引き後約12,500円の配当金を受領
今回HDVから受け取った配当金は、税引き後:約12,500円でした。
770株保有しているので、これから毎月こうして配当金が入ってくるのは嬉しいですね。
2021年からの累計では、税引き後:約35万円の配当金を受け取っています。1回1回の配当金だけを見るとそこまで大きく感じないかもしれませんが、売却することなく保有しているだけで配当金が積み上がり、気が付けば35万円。高配当ETFの長期保有は、こうした積み重ねが魅力だと感じます。
HDVとは?
HDVの正式名称は、iシェアーズ・コア 米国高配当株 ETFです。
世界最大級の資産運用会社であるBlackRock(ブラックロック)が運用しています。
主な特徴は以下の通りです。
- 運用会社:BlackRock
- 設定日:2011年3月29日
- 連動指数:Morningstar Dividend Yield Focus Index
- 投資対象:米国高配当株
- 保有銘柄数:約75銘柄
- 経費率:0.08%
- 分配頻度:毎月
- REIT:原則として対象外
HDVの大きな特徴は、配当利回りが高い企業を集めているわけではなく、財務の健全性などを考慮しながら、高配当企業を選別しているのがポイントです。そのため、自分の中ではHDVは、質を重視した米国高配当ETFという位置付けです。
HDVの上位銘柄は大型優良株が中心
HDVには、米国を代表する大型企業が多く組み入れられています。
上位には、
- Exxon Mobil
- AbbVie
- Chevron
- Verizon
- Home Depot
- Procter & Gamble
- Philip Morris
- Pfizer
- Merck
- Coca-Cola
などがあります。
エネルギー、ヘルスケア、生活必需品などの比率が高く、全体としてディフェンシブ色が強いETFです。
一方で、約75銘柄への投資なので、400銘柄以上に分散するVYMと比較すると銘柄数はかなり少なくなります。
さらに上位銘柄の比率も比較的高いため、VYMよりも集中度の高いETFという点は理解しておく必要があります。
2021年、ドル円109円のときにHDVを購入
私がHDVを購入したのは2021年です。当時のドル円は約109円。HDVの株価は分割前で1株97ドル程度でした。
今振り返ると、為替についてはかなり良い時期に購入できました。
当時、米国高配当ETFといえば、VYM・HDV・SPYDの3つが代表的な存在という印象がありました。
私自身も米国高配当ETFに興味があり、その中でもHDVの増配と分散性に魅力を感じて購入しました。
最初に700株程度(正しくは分割前なので700株相当分)をまとめて購入し、その後もちょこちょこと買い増しています。
2026年4月にHDVは1:5の株式分割を実施
HDVについて過去の株価と現在の株価を比較するときには、一つ注意点があります。
HDVは2026年4月29日に1口を5口とする株式分割を実施しています。
そのため、2021年に97ドルで買ったのに、現在は30ドル前後なら大幅な含み損では?と思われるかもしれませんが、株価は長期で右肩上がりとなっています。

分割によって株式分割によって1株あたりの価格が下がる一方、保有株数5倍に増えています。
私の現在の保有数も770株となっています。現在は配当金だけでなく、約120万円の含み益もあります。
配当金を受け取りながら含み益もあるので、ここまでのHDVへの投資には十分満足しています。
毎月分配化でHDVの存在感がさらにアップ
最近のHDVで最も注目しているのが、毎月分配型になったことです。
以前のHDVは四半期ごとの分配でした。それが2026年から毎月分配となり、毎月配当金を受け取れるETFになりました。
もちろん、分配回数が増えただけでETFそのものの価値が突然高くなるわけではありません。
年間でいくら分配されるのかが最も重要です。それでも、FIREを目指している自分にとって、毎月安定してキャッシュフローが発生するというのは魅力があります。給与がなくなったFIRE後を考えると、毎月口座にお金が入ってくる仕組みは精神的にもありがたい存在になりそうです。
JEPQやJEPIとは違った安心感がある
毎月分配ETFといえば、私はJEPQやJEPI、563Aなども保有しています。これらも毎月キャッシュフローを生み出してくれる魅力的なETFです。
ただ、HDVにはまた違った安心感があります。HDVはカバードコール戦略によって高い分配金を生み出すETFではありません。
基本的には、財務健全性などを考慮して選ばれた高配当株から得られる配当を投資家に還元するETFです。
そして、構成企業の利益成長に伴う増配も期待できます。
この増配力があることから、長期保有するうえでの安心感はJEPQやJEPIよりもHDVの方が上だと感じています。
毎月分配になったことで、普通の高配当ETFの安心感と毎月キャッシュフローの両方を狙えるようになったのは非常に面白いと思っています。
一方で毎月分配化によるデメリットも
毎月分配化は個人的には嬉しい変更ですが、デメリットもあります。NISA成長投資枠でHDVを新規購入できなくなってしまいました。
毎月分配型になったことに伴う影響ですが、NISAでHDVを買いたかった投資家にとっては残念な変更でしょう。私はすでにHDVを保有しているため、既存保有分についてはそのまま保有していく予定です。
HDVにもリスクはある
HDVといえど完璧なETFではなく、セクターの偏りにはついては知っておく必要があります。具体的には、エネルギー、ヘルスケア、生活必需品などへの投資比率が高いETFです。
VYMと比較して銘柄数も少ないため、特定の企業やセクターの影響を受けやすい面があります。また、S&P500などと比較すると、長期的な株価成長では劣る可能性がありますし、日本の投資家にとっては為替リスクもあります。
ドル円が円高方向に動けば、ドルベースでは同じ配当金でも円換算した受取額は減少します。高配当だから安全というわけではない点は意識しておきたいところです。
VYMとHDV、どちらを優先する?
私はVYMもHDVも好きなETFです。
ただし、現在の優先順位は明確で、VYM > HDVです。
VYMは400銘柄以上に分散されており、米国高配当ETFの土台として非常に使いやすいと考えています。
一方のHDVは約75銘柄と集中度が高いものの、財務健全性を重視した銘柄選定が特徴で、毎月分配になったことで、インカム資産としての魅力が増しました。
私の中では、VYM=米国高配当ETFの主力、HDV=質重視+毎月分配が魅力の準主力というイメージです。
将来的にはHDV1,000株も目指したい
現在のHDV保有数は770株です。
今すぐ最優先でHDVを買い増していく予定はなく、まずはVYMを優先します。
ただ、HDVも非常に気に入っているETFなので、将来的にはキリの良い数字である1,000株まで増やしたいという気持ちはあります。
770株なので、あと230株。無理に急いで買う必要はないので、株価や為替などを見ながら、良いタイミングがあれば少しずつ増やしていくのもありかなと思っています。
まとめ|HDVはFIRE後も持ち続けたい
今回は、HDVから税引き後約12,500円の配当金を受け取りました。
2021年から保有を続け、これまでに受け取った配当金は税引き後で累計約35万円。
さらに現在は約120万円の含み益もあります。
そして2026年に入り、1:5の株式分割し、毎月分配化という大きな変化もありました。
特に毎月分配になったことで、FIREを目指す自分にとってHDVの存在感は以前よりも増しています。
毎月分配ETFにはJEPQやJEPIなどもありますが、HDVには財務健全性を重視した高配当株への投資と、長期的な増配への期待があります。
今後も投資の最優先はVYMですが、HDVについてもタイミングを見ながら、いずれ1,000株まで増やせたらと思っています。
そしてFIRE後も売却するつもりはありません。毎月配当金を運んできてくれるインカム資産の一つとして、これからも長く付き合っていきたいETFです。
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