平和不動産リート投資法人(8966)から、税引き後12,718円の分配金をいただきました。
今回の1口あたり分配金は3,990円。
私は現在4口を保有しているので、3,990円×4口=15,960円(税引き前)。そこから税金が引かれ、実際の受取額は12,718円となりました。
平和不動産リートは、私が2017年から保有しているJ-REITです。
以前は15口を保有していましたが、一部を利益確定して商社株などへ資金を移したため、現在は4口まで減っています。
それでも残りの4口については、今のところ売却するつもりはありません。
今回は、そんな平和不動産リートから受け取った分配金と、長期保有して感じている魅力について紹介します。

平和不動産リート投資法人(8966)とは?
平和不動産リート投資法人は、平和不動産グループをスポンサーとするJ-REITです。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 正式名称 | 平和不動産リート投資法人 |
| 証券コード | 8966 |
| 上場 | 2005年3月8日 |
| 決算期 | 5月・11月 |
| 資産運用会社 | 平和不動産アセットマネジメント |
| スポンサー | 平和不動産 |
| 主な投資対象 | オフィス・レジデンス |
| 主な投資地域 | 東京23区を中心とした首都圏 |
大きな特徴は、オフィスとレジデンス(住宅)を原則としてそれぞれ約50%保有する複合型REITであることです。
オフィスだけ、住宅だけに偏るのではなく、異なる用途の不動産に分散されています。
2026年8月7日時点では141物件を保有し、取得価格合計は約2,813億円。2026年7月末時点の稼働率も97.80%と高い水準を維持しています。
2017年から平和不動産リートを保有
私が平和不動産リートを購入したのは2017年です。
当時はJ-REITの高い分配金利回りに魅力を感じ、複数のJ-REITを買い集めていました。
8966も、その中の一銘柄で、一時期は15口まで保有していました。
その後、一部を利益確定し、商社株などへ乗り換えたため、現在の保有数は4口です。
ただ、長く保有してきた4口については売却する予定はありません。
現在は約11万5,000円の含み益も出ており、累計では約40万円の分配金を頂いています。
長期で分配金を受け取りながら含み益も出ているので、2017年から保有してきた結果には満足しています。
今回の分配金は税引き後12,718円
今回受け取ったのは、第49期(2026年5月期)の分配金です。1口あたりの分配金は3,990円でした。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 1口あたり分配金 | 3,990円 |
| 保有口数 | 4口 |
| 税引き前分配金 | 15,960円 |
| 税引き後受取額 | 12,718円 |
| 支払開始日 | 2026年8月17日 |
個人的に平和不動産リートで気に入っているポイントの一つが、8月に分配金を受け取れることです。
日本株では3月決算企業が多いため、配当金の入金時期もある程度偏ります。その中で8月に1万円を超える分配金が入ってくるのは嬉しいものです。
平和不動産リートは21期連続増配
そして、現在の平和不動産リートで特に注目したいのが分配金の増加です。
2026年5月期決算では、21期連続増配となりました。
近年の1口あたり分配金を見てみます。
| 期 | 1口あたり分配金 |
|---|---|
| 第43期 | 3,160円 |
| 第44期 | 3,300円 |
| 第45期 | 3,380円 |
| 第46期 | 3,640円 |
| 第47期 | 3,850円 |
| 第48期 | 3,950円 |
| 第49期 | 3,990円 |
| 第50期 | 4,030円(予想) |
| 第51期 | 4,040円(予想) |
第43期の3,160円から今回の3,990円までで考えると、分配金は約26.3%増加しています。
J-REITというと高い分配金利回りに注目しがちですが、これだけ継続して分配金を増やしているのはかなり魅力的です。
次回の第50期は4,030円、その次の第51期は4,040円が予想されているので、予想通りならまだ増配が続くことになJ-REITの中でも比較的安心して長期保有しやすい銘柄の一つだと思います。
なぜ分配金を増やせているのか?
平和不動産リートでは、
- オフィス・住宅の賃料上昇
- 新たな物件取得による外部成長
- 資産入れ替えによる物件売却益
- 内部留保の活用
- スポンサーである平和不動産からの物件供給
などを組み合わせながら、投資主への還元を強化しています。
第49期(2026年5月期)の業績も好調でした。
| 項目 | 実績 | 前期比 |
|---|---|---|
| 営業収益 | 115.25億円 | +7.7% |
| 営業利益 | 66.27億円 | +10.7% |
| 経常利益 | 56.78億円 | +9.0% |
| 当期純利益 | 56.77億円 | +9.0% |
| 1口あたり分配金 | 3,990円 | +40円 |
営業収益だけでなく、営業利益、経常利益、純利益も増加しています。
特にオフィス・レジデンスの賃料改定による内部成長が進んでいる点は、今後を見るうえでも重要だと思います。
中期目標は1口4,200円
さらに平和不動産リートは、中期方針「NEXT VISION II⁺」で1口あたり分配金4,200円を目標に掲げています。
今回が3,990円、次回予想が4,030円、その次が4,040円。順調に進めば、4,200円も見えてくる水準まで来ています。
資産規模についても3,000億円を目標としており、投資主還元の強化、内部成長の強化、資産回転型戦略の強化を進めていく方針です。
現在の高利回りだけを見るのではなく、今後も賃料を伸ばしながら分配金を増やせるかに注目したいところです。
分配金利回りは約6%
2026年8月下旬の投資口価格は、おおむね13万円台前半で推移しています。
年間分配金を、3,990円+4,030円=8,020円として、投資口価格を133,600円とすると、8,020円÷133,600円≒6.00%となります。
J-REITらしい高いインカムを期待できる水準です。
高利回り+連続増配という組み合わせは、インカム投資をしている私にとって大きな魅力です。
オフィス+住宅の分散も気に入っている
もう一つ評価したい点は、ポートフォリオの分散です。平和不動産リートは東京23区を中心に、中規模オフィスとシングル・コンパクト型住宅を保有しており、基本的にはオフィスとレジデンスをそれぞれ50%程度保有する方針です。
用途を分散しながら高い稼働率を維持し、さらに賃料成長を分配金増加につなげていくという戦略は、長期保有するJ-REITとしては、分かりやすい強みだなと思います。
一方で金利上昇には注意
気になるリスクがといえば金利上昇です。
J-REITは借入金を活用して不動産を取得するため、金利が上昇すれば資金調達コストの増加につながります。
平和不動産リートも例外ではありません。また、最近の増配には賃料収入の増加だけでなく、物件売却益や内部留保の取り崩しも寄与しています。
売却益は毎期同じように発生するものではありませんので、21期連続増配だから、この先もずっと増配すると考えるのではなく、本業である賃料収入がどれだけ伸びていくかを見ていく必要があります。
高い分配金利回りだけを見ず、金利やLTV、賃料収入の推移なども確認していきたいところです。
9年間保有してきた結論|買い増さないが売らない
当初はJ-REITの高い利回りに魅力を感じて購入しました。
その後、一部を利益確定して商社株などへ乗り換え、15口あった保有数は現在4口になりました。
今から積極的に買い増す予定はありませんが、残っている4口を売るつもりもありません。
約9年間保有し、現在は約11万5,000円の含み益。その間に分配金を受け取り続け、現在は21期連続増配。
さらに8月という比較的珍しい時期に分配金を届けてくれます。個人的には十分満足できる投資になっています。
まとめ
今回は、平和不動産リート投資法人(8966)から税引き後12,718円の分配金をいただきました。
今回の1口あたり分配金は3,990円で、21期連続増配となっています。
今後も4,030円、4,040円と増配が予想され、中期的には4,200円という目標も掲げられています。
高い分配金利回りに加えて、
オフィス+住宅への分散
高い稼働率
21期連続増配
平和不動産のスポンサー力
など、長期保有するうえで魅力を感じる部分が多いJ-REITです。
もちろん金利上昇というJ-REIT全体の逆風には注意が必要です。
それでも、2017年から実際に保有してきた立場としては、J-REITの中でも安定して持ち続けやすい銘柄という印象です。
今後積極的に買い増す予定はありませんが、現在保有している4口については売却せず、これからも分配金を受け取りながら長期保有していきたいと思います。
