ちょっと前ですが、グローバルX NASDAQ100・デイリー・カバード・コール ETF(563A)から分配金をいただきました。
今回受け取った金額は、税引後23,633円です。8月18日に入金されたもので、今回の分配金は1,795口分になります。
毎月分配型のETFから2万円を超える分配金が入ってくるのは、やっぱり嬉しいですね。
563Aについてはその後も買い増しを進めており、現在は約3,000口まで増えています。
今回は、分配金の記録とあわせて、なぜ563Aをここまで買い増しているのか、今後どうしていく予定なのかについても書いていきます。

563Aの基本情報
まずは563Aの基本スペックを簡単に確認しておきます。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 証券コード | 563A |
| 運用会社 | Global X Japan |
| 設定日 | 2026年4月21日 |
| 上場日 | 2026年4月23日 |
| 連動指数 | Nasdaq-100 Daily Covered Call Target Premium 15% Index |
| 実質信託報酬 | 年率0.2775%程度(税込) |
| 決算 | 毎月10日(年12回) |
| 売買単位 | 1口 |
| 純資産総額 | 約546億円(2026年8月末時点) |
| NISA | 成長投資枠対象外 |
まだ2026年4月に登場したばかりの、かなり新しいETFです。
このETFの大きな特徴が、NASDAQ100への投資とカバードコール戦略を組み合わせていることですが、更に毎月分配でもあります。
FIREを目指して高配当株を中心に投資している私にとって、毎月キャッシュフローを生み出してくれる商品は非常に魅力があります。
今回の分配金は税引後23,633円
今回の分配金は1,795口分で税引後23,633円でした。
今回対象となった7月10日決算分の分配金は、100口あたり1,400円でした。1口あたりは14円ということで、1,795口×14円なので、税引前では25,130円になります。そこから税金などが差し引かれ、実際の受取額が23,633円となりました。
ただし、今回の14円という分配金をそのまま今後の基準にするのは注意が必要です。
初回決算は上場から決算までの期間が通常より長く、投資先ETFから受け取った分配金が複数回分含まれているためです。
実際、次の8月決算では1口あたり9円となっています。
| 決算日 | 100口あたり分配金 | 1口あたり |
|---|---|---|
| 2026年7月10日 | 1,400円 | 14円 |
| 2026年8月10日 | 900円 | 9円 |
今後どの程度の水準に落ち着いていくのか注目しています。
現在は約3,000口まで買い増し
今回分配金をいただいたのは1,795口分ですが、その後も563Aの買い増しを進めています。
現在の保有数量は約3,000口。もう少し買い増す予定です。
ただし、563Aだけを際限なく増やしていくつもりはありません。
今のところ、どんなに多くても5,000口までと考えています。金額ベースでも、全資産の5%以内には抑える予定です。
563Aには魅力を感じていますが、まだ設定されたばかりの商品で、長期的にどのような値動きや分配実績になるのかは分かりません。
そのため、魅力があるからといって資産の大部分を投入するのではなく、ポートフォリオの一部として活用していくつもりです。
563Aを買っている最大の理由は毎月のキャッシュフロー
私が563Aを買っている一番の目的は、毎月のキャッシュフローを増やすことです。
FIRE後は給与収入がなくなるため、配当金や分配金から定期的にお金が入ってくる仕組みを今のうちから作っておきたいと思っています。
563Aは毎月決算なので、この目的との相性が非常に良いです。
例えば、現在の3,000口を保有した状態で1口9円の分配金が出たとすると、3,000口×9円=27,000円(税引前)です。
仮に上限として考えている5,000口まで増やした場合は、5,000口×9円=45,000円(税引前)になります。
分配金は相場環境などによって変動しますし、分配されない可能性もありますが、毎月数万円規模のキャッシュフローを生み出してくれる可能性があるのは魅力的です。
NASDAQ100の成長にもある程度ついていけるのが面白い
563Aを買っているもう一つの理由が、NASDAQ100の成長にもある程度ついていける可能性があることです。
一般的なカバードコールETFは、高いオプションプレミアムを受け取れる一方で、株価が大きく上昇したときの利益をかなり手放してしまうという弱点があります。
563Aは少し仕組みが違います。NASDAQ100に投資しながら、翌営業日満期となる短期のコールオプションを日々売却するデイリー・カバードコール戦略を採用しています。
カバー率を概ね10%程度に抑えることで、残りの部分ではNASDAQ100の値動きへの追随を目指します。
つまり、分配金を得ながら、NASDAQ100の成長もある程度取りにいくという設計。高いインカムを得る代わりに成長を大きく諦めるという従来型のカバードコールとは少し違った立ち位置であることに魅力を感じます。
今後どうなるかは注視したいと思いますが、現時点では、利回りか成長かで迷わなくていい進化系カバコという印象です。
従来型の2865との違い
同じGlobal Xには、NASDAQ100を対象としたカバードコールETFとして2865(グローバルX NASDAQ100・カバード・コール ETF)もあります。
大まかな違いはこんな感じです。
| 563A | 2865 | |
|---|---|---|
| 投資対象 | NASDAQ100 | NASDAQ100 |
| カバードコール | デイリー型 | 従来型 |
| カバー率 | 低め | 高め |
| 上昇相場への追随 | 比較的期待できる | 上昇益が制限されやすい |
| インカム | 高水準を目指す | 高水準を目指す |
| 毎月分配 | ○ | ○ |
563Aの面白さは、やはりNASDAQ100の上昇余地をできるだけ残していることだと思っています。
私はJEPQなどのカバードコール系商品も保有していますが、563Aを買い増している大きな理由もここにあります。
もちろん下落相場には弱い
一方で、注意しておかなければならないこともあります。
563AはNASDAQ100の値動きにかなり追随する設計なので、NASDAQ100が大きく下落すれば563Aも普通に下落します。
オプションプレミアムによる収入はありますが、大きな下落を完全にカバーしてくれるわけではありません。
また、
- 分配金は保証されていない
- ドル円の為替変動を受ける
- NISAでは購入できない
- NASDAQ100急騰時には一部の上昇益を取り逃す
- まだ設定されたばかりで長期実績がない
といった点にも注意が必要です。やや米国の金利動向が気になっています。
一番気になるのは実績がないこと
もう一つ563Aの懸念点としてた、まだ長期実績がないことです。
563Aが設定されたのは2026年4月。この記事を書いている時点では、まだ数ヶ月しか運用されていません。
理論上の仕組みは面白いと思っています。毎月分配を受け取りながら、NASDAQ100の上昇にもある程度ついていけるのであれば、私が求めているものにかなり近い商品です。
しかし、実際に5年、10年と運用したらどうなるのかはまだ誰にも分かりません。
だからこそ、私は最大でも5,000口、全資産の5%以内という上限を設けています。期待はしていますが、主力資産にするつもりは全くありません。
563Aの買い増し後はVYMへ
563Aについては、もう少し買い増しを進める予定です。ただ、ある程度まで買ったら563Aへの投資はいったん終了し、VYMの買い増しに戻る予定です。
私にとって資産形成の土台となるETFは、やはりVYMです。563AとVYMでは期待している役割が違います。
VYMには長期的な増配と資産成長を期待。563Aには毎月のキャッシュフローとNASDAQ100への投資を期待しています。
どちらか一つを選ぶというより、それぞれの特徴を生かして使い分けていきたいと思っています。
まとめ
今回は、GX NASDAQ100・デイリー・カバード・コール ETF(563A)から税引後23,633円の分配金をいただきました。
今回の分配金は1,795口分でしたが、その後買い増しを進め、現在は約3,000口を保有しています。
563Aに期待している一番の役割は、毎月のキャッシュフロー。
それに加えて、NASDAQ100の成長にもある程度ついていける可能性があるところを気に入っています。
563Aの買い増しが一段落したら、再びVYMの買い増しを進めます。
毎月のキャッシュフローを563Aで補強しつつ、資産形成の土台はVYMなどの長期保有資産で作っていく。
そんな形で、FIRE後に向けたポートフォリオを少しずつ作っていきたいと思います。
まだ始まったばかりの563A。今後の分配金とNASDAQ100への追随性がどうなっていくのか、長期的に見ていきたいと思います。
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