高配当ETFとして知られているSPYD。
私も2020年から保有しており、現在は678株を保有しています。
2026年9月時点で、SPYDから受け取っている年間配当金はおよそ9万5,000円。これまでの累計では、約90万円の配当金を受け取ってきました。
現在の含み益は約180万円。SPYDは私のポートフォリオの中で、株価の値上がりだけを狙うというより、安定した配当金を受け取りながら資産形成を進める土台のような存在になっています。
今回は、そんなSPYDの配当推移を振り返りながら、SPYDは増配しているのか?について見ていきたいと思います。

SPYDとは?
SPYDは、State Streetが運用する米国高配当ETFです。
正式名称はState Street SPDR Portfolio S&P 500 High Dividend ETF。
S&P500の中から配当利回りの高い銘柄を中心に組み入れているため、VYMなどと比較すると、より高い分配利回りを狙いやすいETFです。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 正式名称 | State Street SPDR Portfolio S&P 500 High Dividend ETF |
| ティッカー | SPYD |
| 設定日 | 2015年10月21日 |
| ベンチマーク | S&P 500 High Dividend Index |
| 経費率 | 0.07% |
| 組入数 | 約79銘柄 |
| 分配 | 年4回 |
| 分配利回り目安 | 4.2~4.4%前後 |
| 加重方法 | 均等加重 |
SPYDの特徴として大きいのが均等加重です。
S&P500を対象としていますが、時価総額の大きな企業をそのまま大きく組み入れるわけではありません。
S&P500構成銘柄の中から高配当銘柄を選び、均等に近い形で組み入れるため、VYMなどとはかなり違ったポートフォリオになります。
SPYDは毎年増配しているわけではない
SPYDの年間配当金は、これまで一直線に増えてきたわけではありません。
| 年 | 年間配当 |
|---|---|
| 2016 | 約1.51ドル |
| 2017 | 約1.74ドル |
| 2018 | 約1.62ドル |
| 2019 | 約1.75ドル |
| 2020 | 約1.63ドル |
| 2021 | 約1.55ドル |
| 2022 | 約1.98ドル |
| 2023 | 約1.83ドル |
| 2024 | 約1.86ドル |
| 2025 | 約1.96ドル |

こうして見ると、かなり上下していることが分かります。
2017年から2018年には減配。2020年、2021年にも年間配当は減少しています。
そして2022年には約1.98ドルまで増えましたが、2023年には約1.83ドルまで減少しました。
以上からSPYDは、毎年連続で増配するETFではありません。
しかしながら今回の2026年9月は1株あたり約0.52ドル。前年9月の約0.49ドルから約6%増配となりました。
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VYMもきっちり増配を発表しました。
それでも直近では増配傾向
一方で、最近の配当推移は順調です。
2023年の年間配当は約1.83ドル。そこから、
2024年:約1.86ドル
2025年:約1.96ドル
と2年連続で増加しています。
2023年から2025年では、1.83ドル → 1.96ドルとなっており、約7.1%増えています。
2024年から2025年では約5%の増加です。
2022年の約1.98ドルにはまだ届いていませんが、2023年を底として年間配当が回復してきていることは分かります。
2026年もこのままのペースであれば初の2ドルに達するかもしれません。
VYMやHDVと比べると配当金はブレる
私自身、VYMやHDVも保有しています。
そのため実際に複数の高配当ETFを持って比較してみると、SPYDはVYMやHDVと比べて配当金がブレる印象があります。
これはSPYDの仕組みを考えると、不思議ではありません。というのも、SPYDは配当利回りの高さを重視して銘柄を選びます。
さらに年2回の銘柄入れ替えがあり、均等加重でもあります。
そのため、構成銘柄の配当状況によってETF全体の分配金も変動しやすくなります。
2020年からSPYDを保有
私がSPYDを買い始めたのは2020年です。
当時はコロナ禍で株価が大きく下落し、SPYDも20ドル台まで下落していました。

もともとSPYDは、
- S&P500を対象としている
- 高い配当利回り
- 複数銘柄への分散
- 均等加重
といった特徴に魅力を感じていました。
そこに大きく株価が下がったタイミングが重なり、購入することにしました。
現在は678株を保有しています。そして2026年9月時点では、含み益は約180万円。
2020年から保有してきたことを考えると、配当金だけではなく、資産形成という面でも貢献してくれています。
SPYDからこれまで約90万円の配当金
SPYDから現在受け取っている年間配当金は、約9万5,000円。
これまでの累計では約90万円の配当金を受け取っています。
SPYDを保有しているだけで四半期ごとに配当金が入ってきて、それが積み重なって約90万円になっています。
こうした安定したキャッシュフローを作れることは、高配当ETFを保有する大きなメリットだと感じています。
SPYDは今後も保有を続ける予定
現在678株を保有していますが、私は今のところSPYDを大きく買い増す予定はなく、基本的には現在の保有数を維持するつもりです。
これはSPYDに魅力がないからではありません。
私の資産形成の方針の一つに、複数のETFを保有することで分散するという考えがあるからです。
VYM、HDV、SPYD、SCHDなど、それぞれ特徴の異なるETFを持っています。
一つのETFに集中するのではなく、それぞれの特徴を組み合わせながらポートフォリオ全体を作っていきたいと思っています。
SPYDには安定したキャッシュフローを期待
SPYDについては、今後も安定したキャッシュフローを期待しています。
過去の配当推移を見る限り、毎年必ず増配するETFではありませんが、現在の配当利回りは4%台と比較的高く、2023年を底に2024年、2025年と年間配当は増えています。
今回あらためて配当推移を確認してみても、思ったより頑張ってくれているなというのが正直な感想です。
高配当ETFというと高い利回りだけに目が行きがちですが、私の場合は、株価と配当金の両方が安定した土台枠としてSPYDを見ています。
FIRE後も、こうしたETFから入ってくる配当金を安定したキャッシュフローとして活用していきたいと考えています。
SPYDは、毎年きれいに増配していくETFではありません。
それでも、配当金を受け取りながら長期で保有し、資産形成にも貢献してくれている大切なETFです。
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