FIRE(経済的自立と早期リタイア)を目指していると、働かなくていい未来を意識することが増えます。
資産形成を進め、配当金を積み上げ、少しずつ自由への距離を縮めていく。
それは間違いなく、私の人生の大きな目標のひとつです。
でも昨日、職場の先輩に誘われた飲み会で、自分の中にもともとあった働くことへの想いが、あらためて呼び起こされた気がしました。

社会人だからこそ生まれる特別な関係
昨日ご一緒したのは、50代と40代の先輩。
世代は違いますが、若い頃からずっと気にかけてくれて、喜びも苦労も一緒に経験してきた大好きな先輩たちです。
こうした関係は、社会人だからこそ生まれる特別なものだと思います。
学生時代の友情とはまた違う。
同じ現場で、同じ時間を過ごし、同じ壁を越えてきたからこそ積み上がる信頼があります。
昨夜は家族の話やワールドカップの話もありましたが、7割くらいは仕事の話でした。
その仕事の話の一つひとつに、経験の重みを感じました。
責任ある立場の人が見ている景色
平社員の自分より、当然ながらお二人のほうが責任の大きい仕事をしています。
だから見えている景色が違えば、判断基準も違う。背負っているものも違う。
経験値の差を感じると同時に、そこにある仕事への向き合い方に尊敬も覚えました。
頭の片隅にFIREをちらつかせながら仕事をする私と違って、目の前の仕事から逃げずに向き合い続ける姿には、強さと覚悟を感じます。
人はきっと、こういう姿から多くを学ぶのだと思います。
FIREを目指しているのに、忘れる瞬間がある
私は今、FIREを目指しています。資産額もある程度積み上がってきました。
でも、そのことは職場では誰にも話していません。昨夜も当然、その話はしていません。
だけど不思議なことに、その場にいるとFIREという言葉自体が頭から消えていく感覚がありました。
目の前にあるのは、仕事に本気で向き合う先輩たち。その熱量に触れていると、自分も自然と仕事モードになります。
早くこのラットレースから抜けたいというよりも、一人の社会人として、もっと頼られる勤め人になりたいと思う自分もいます。
あれは錯覚なのか、それとも本音なのか…。率直に、両方を持っているのだろうなと、思います。
FIREの先にある、本当の自由
FIREは仕事から逃げることではなく、自分で人生の選択肢を増やすことだと思っています。
でも、選択肢が増えた先にそれでもこの仕事を続けたいと思えるなら、それはすごく幸せなことなのかもしれません。
昨日の飲み会で改めて感じたのは、働くことには、お金以上の価値があるということ。
人とのつながり。積み上げた信頼。苦労を共有した時間。誰かの背中を見て学ぶ瞬間。
こういうものは、資産額では測ることができませんが、だからこそ人生を豊かにし、深く彩ってくれるのだと思います。
人生における見えない資産
配当金を積み上げることも好きです。
自由を目指すことも好きです。
でも同時に、今この場所で誰かと熱を持って働けることも、人生の大切な資産なんだと思います。
株や配当金は数字で見える資産。でも、人とのつながりや経験は見えない資産です。
そして、人生を豊かにするのは後者なのかもしれません。
昨夜はそんなことを、しみじみ感じた夜でした。
FIREを目指す道の途中で、こういう感情に出会えるのは悪くないなと思います。
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30代の地方サラリーマンですが、年間配当金600万円に到達。その時の率直な気持ちを書いています。
職場の先輩の姿は、自分に矢印を向けるきっかけになることが多いです。
肩の力を抜いて働けていることが、いまの心身の充実感に繋がっています。



