株式投資 資産形成

FIREを目指す人が大切にしている投資ルールとは?失敗や経験から生まれた4つの共通点

昨日、Xで毎週日曜日に行われているFIRE自己紹介では、以下の話題で盛り上がっていました。今回のテーマは、

・投資で一番大事にしているルール


・そのルールを作ったきっかけ

です。

FIREを目指している人、すでにFIREした人たちは、投資についてどんなルールを大切にしているのでしょうか。

今回もさまざまな回答が集まっており、回答を見ていくと、それぞれ投資スタイルは違っていても、いくつか共通する考え方が見えてきます。

今回は回答を大きく4つに分けてまとめてみました。

①減らさない・売らない・狼狽しない

まず目立ったのが、資産を守ることを重視する考え方です。

増やすことよりも減らさないことを意識しているという回答や、狼狽売りをしないというルールがあり、私の投資行動とも一致します。

ルールを作ったきっかけは興味深いものばかりでした。

ある人は、FIRE後に生活のために資産を活用するようになり、増やすことだけではなく減らさないことの重要性を意識するようになったそうです。

また、コロナショックの際に実際に狼狽売りをしてしまった経験から、もう狼狽売りはしないと決めた人もいました。

暴落時には、このまま下がり続けるのではないか・今のうちに売ったほうがいいのではないか…と不安になります。

頭では長期投資だと分かっていても、実際に大きく下落すると冷静でいられないことがあります。

だからこそ、過去に経験した失敗や恐怖が、その後の投資ルールになっているのだと思います。

一方で、S&P500を信じるという回答もありました。

暴落時には怖さを感じながらも買い増しを続け、その後の上昇を経験したことで、相場が下がったときにも投資を続けることの大切さを実感したそうです。

売らないというルールも、信じて持ち続けるという考え方も、根底には長期的な資産形成を途中でやめないという共通点がありますね。

②淡々と積み立てる

次に多かったのが、毎月淡々と買い続けるというルールです。

毎月10万円を積み立てる・副業収入の残りを積み立てる・日々淡々と積み立てる・Just keep buyingなど、表現は違っても考え方はかなり近いものがあります。

その理由として挙げられていたのが、

  • 相場の上下に一喜一憂したくない
  • 一番確実だと思った
  • NISAが自分には合っている
  • ラクだから

といったもの。

投資を続けていると、株価が上がればもっと買いたくなり、下がれば買うのが怖くなることがあります。

そうした感情に振り回されないために、毎月決まった金額を買うという仕組みを作ってしまう。

相場を予想し続けるのではなく、やることを決めて、それを淡々と続ける。

FIREを目指す期間が長くなればなるほど、こうした考え方の重要性は大きくなりそうですね。長期積み立て、まさに基本こそ全てみたいな…。

③長期で持てるものだけ買う。レバ・信用・ベアを避ける

3つ目は、無理なリスクを取らないことを重視する考え方です。

中長期で保有できる資産だけ買う・長期で保有できるもののみ購入する・信用取引には手を出さない・インバースを買わない・売りで入らないといったルールがありました。

こちらも、きっかけを見てみると興味深いものがあります。

レバレッジ商品に手を出して大きな損失を経験した人。短期売買を何度も経験し、ストレスや時間の浪費を感じた人。

信用取引について、自分の許容できるリスクを超えてしまうと、豊かに生きることが難しくなると考えた人。

さらには、ブル型の商品からベア型の商品に切り替えて失敗した経験から、ベアは持たないと決めた人もいました。

こうして見ると、やらないことを投資ルールにしている人がかなり多いですね。

FIREを目指す場合、資産形成そのものが長期戦になります。

一度の大きな失敗で、それまで積み上げてきた資産や投資への気持ちを大きく失ってしまう可能性もあります。

だからこそ、自分が許容できる範囲を超えないことをルールにしている人が多いのだと思います。

④自分で決めて、自分で責任を取る

最後は、少し考え方に近いルールですが、投資は自己責任・自分で決めたマイルールを守るというもの。

ある人は、他人から勧められた株が下落したとき、その人を恨んでしまった経験から、投資は自己責任を徹底するようになったそうです。

また別の人は、最初に決めた投資ルールを途中で変えてしまい、大きく損をした経験から、自分で決めたルールを大切にするようになったとのこと。

投資をしていると、SNSやYouTube、書籍などからたくさんの情報が入ってきます。

情報を参考にすること自体は悪いことではありませんが、最終的に自分のお金をどうするのかを決めるのは自分です。

だからこそ、他人の意見ではなく、自分なりのルールを持っておくという考え方につながっているのでしょう。

投資ルールのきっかけは失敗や経験だった

「なぜ、そのルールを大切にするようになったのか?」という部分は、やっぱり本やSNSから学べることだけではありません。

実際に、

  • 暴落時に狼狽売りした
  • レバレッジ商品で失敗した
  • ベア型ETFで失敗した
  • 短期売買を繰り返して疲れた
  • 他人の勧めで買って後悔した
  • 自分で決めたルールを変えて損をした

といった実体験が多くありました。

つまり、投資ルールは最初から完璧に決まっているものではなく、投資を続ける中で経験したことによって少しずつ形作られていくものなのでしょう。

失敗したからこそ、経験則からルールができる。人生においても投資にいおいても、失敗といのは、その後の〈投資〉人生にとって無駄ではありません。

まとめ

今回の回答を大きくまとめると、

投資ルール背景・きっかけ
1 減らさない・売らない・狼狽しない暴落や狼狽売りの経験
2 淡々と積み立てる相場に一喜一憂したくない、継続が大切
3 長期で持てるものだけ買う短期売買やレバレッジでの失敗
3 信用・ベア・インバースなどを避ける大きな損失や許容リスクを超えた経験
4 自分のルールを守る他人の意見やルール変更による後悔
4 投資は自己責任他人の推奨で損失を出した経験

というように整理できます。

投資対象や資産額、FIREまでの道のりはそれぞれ違います。

それでも今回の回答には、

ポイント

・大きく失敗しない
・感情に振り回されない
・無理をせず続ける
・自分で決める

という共通した考え方が見えてきました。

投資では、どれを買えば儲かるかという話に目が行きがちですが、長く投資を続けていくためには、何を買うか以上に、自分がどう行動するかを決めておくことも大切なのだと感じます。

皆さんは、投資をするうえで一番大事にしているルールはありますか?

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