日本株の主力高配当ETFとして保有している、NF・日経高配当50 ETF(1489)から、2026年最後の分配金見込み額が発表されました。
今回の分配金は、100口あたり4,900円。これで2026年の年間分配金は、100口あたり10,400円となりました。
2025年の年間分配金は8,900円だったので、前年比では約17%の増加です。前年同期比では25%の大増配となります。
私は現在、1489を2,015口保有しています。年内にも多少買い増しをしているため単純比較はできませんが、2026年に1489から受け取る分配金は、税引後で20万円弱になる見込みです。
分散が効いた高配当ETFからの分配金が成長していくのは、FIREを目指す高配当株投資家を実践している身としては、素直にうれしいニュースです。

NF・日経高配当50 ETF(1489)とは
泣く子も黙る1489の正式名称は、NEXT FUNDS 日経平均高配当株50指数連動型上場投信です。日本株で高配当ETFを買っている人で知らない人はおそらくいません。
野村アセットマネジメントが運用するETFで、日経平均株価の構成銘柄のうち、予想配当利回りの高い原則50銘柄を組み入れています。
基本的な商品概要は以下のとおりです。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 愛称 | NF・日経高配当50 ETF |
| コード | 1489 |
| 運用会社 | 野村アセットマネジメント |
| 連動対象 | 日経平均高配当株50指数(トータルリターン) |
| 分配金 | 年4回 |
| 決算月 | 1月・4月・7月・10月 |
| 信託報酬 | 年率0.308%(税込) |
| 売買単位 | 1口 |
| NISA | 成長投資枠対象 |
| 上場 | 2017年2月13日 |
2026年10月5日時点の純資産総額は約5,487億円。国内の高配当株ETFの中でも、圧倒的に大型のETFです。
2026年の分配金は10,400円に
今回、あらためて過去の分配金を確認してみました。
| 年 | 1月 | 4月 | 7月 | 10月 | 年間分配金 | 前年比 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2021年 | 350円 | 1,956円 | 333円 | 2,053円 | 4,692円 | ― |
| 2022年 | 356円 | 3,060円 | 590円 | 3,133円 | 7,139円 | 52% |
| 2023年 | 483円 | 3,220円 | 346円 | 2,976円 | 7,025円 | -2% |
| 2024年 | 500円 | 3,000円 | 500円 | 3,800円 | 7,800円 | 11% |
| 2025年 | 400円 | 4,000円 | 600円 | 3,900円 | 8,900円 | 14% |
| 2026年 | 800円 | 3,800円 | 900円 | 4,900円 | 10,400円 | 17% |
2023年こそ前年を下回っていますが、その後は7,025円 → 7,800円 → 8,900円 → 10,400円と増加しています。
2026年はついに年間10,000円を突破しました。しかも、2026年は1月・7月・10月の分配金が前年を上回っています。

分配金そのものが成長していることが1489を保有し続ける理由です。
私が1489を保有している理由
私が1489を購入している理由は、大きく2つあります。
一つ目は、個別株よりも分散が効いていることです。
高配当株投資では、個別株を自分で選んでいく方法もありますが、個別企業にはどうしても業績悪化や減配、無配といったリスクがあります。
その点、1489なら日経平均構成銘柄の中から高配当銘柄を集めているため、1社の業績だけに大きく左右されにくい。
私は個別株も保有していますが、日本株の高配当部分については、1489のようなETFを利用することで分散を効かせています。
そしてもう一つが、指数そのもののパフォーマンスが良かったこと。指数である日経平均高配当株50指数は、日経平均やTOPIXをはるかに上回るパフォーマンスを近年見せています。

分配金だけではなく、含み益も約230万円
現在、私は1489を2,015口保有しています。そして、現時点では含み益も約230万円あります。
個別株の爆発力には及ばないものの、十分すぎるパフォーマンスです。分配金を受け取りながら、株価上昇による含み益も得ることがでています。結果論ではありますが、長期保有するうえでは非常にありがたい部分です。
信託報酬は米国ETFと比べると少し気になる
1489に大きな不満はありませんが、ただ一つ気になるところを挙げるなら、信託報酬です。
1489の信託報酬は年率0.308%(税込)。
米国の代表的な高配当ETFなどと比較すると、決して低いとはいえません。
ETFを長期間保有する場合、信託報酬は少しずつリターンに影響してくるため、コストだけを見れば米国ETFに魅力を感じる部分もあります。
とはいえ、私は1489の分散性や日本株の高配当銘柄にまとめて投資できる手軽さ、そしてこれまでのパフォーマンスを考えると、現在のところ大きな不満はありません。
今後はNISAでも買い増したい
私は今後も1489を保有していくつもりです。できれば、NISAを活用して買い増していきたいところです。
私の投資では、配当金・分配金を長期的に積み上げていくことを重視しています。特にFIRE後は、資産を売却して生活費を作るだけではなく、保有している資産から生まれる配当金や分配金を生活費の柱にしたいと考えています。そう考えたときに、1489のように分配金が成長していくETFは、長期保有する資産として輝きを放っています。
1489の増配は素直にうれしい
今回の1489の分配金を見て、あらためて感じたのは、増配の凄さです。
2021年の年間分配金は4,692円だったのに、それが2026年には10,400円です。
もちろん毎年必ず増えるわけではなく、2023年のように前年を下回ることもありますが、長い目で見ると、分配金が成長してきたことが分かります。
私は現在2,015口を保有していますが、今後もNISAを活用しながら買い増しを検討していきます。
株価がどうなるかは誰にも分かりません。それでも、保有しているだけで企業からの配当を受け取り、その配当が少しずつ増えていくというシンプルさは、高配当株投資の大きな魅力だと思っています。
今回の増配を素直に喜びながら、これからも長期保有していきたいと思います。
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