2025シーズン、Vファーレン長崎に心強い新戦力が加わりました。ブラジルからやってきたMFディエゴ・ピトゥカ。
松澤海斗、増山朝陽、安部大晴といった主力選手の移籍もあった中、豊富な経験と高い技術を兼ね備えた彼の加入は、長崎の中盤を大きく変える可能性を秘めています。本記事では、そのプロフィールからプレースタイル、長崎での期待まで深掘りします。
基本プロフィール
- 名前:ディエゴ・ピトゥカ(Diego Pituca)
- 生年月日:1992年8月15日(32歳)
- 身長/体重:177cm / 72kg
- 国籍:ブラジル
- ポジション:MF(セントラルミッドフィルダー)
- 前所属クラブ:サントスFC(ブラジル)、カシマアントラーズ(J1)

画像引用元:Vファーレン長崎公式X
経歴と実績
ピトゥカはブラジルのサントスFCでプロキャリアを本格化させ、国内リーグやコパ・リベルタドーレスでも数多くの試合に出場。安定したパフォーマンスで中盤の要として評価されました。2021年にはJリーグの鹿島アントラーズに移籍し、日本サッカーのスタイルにも順応。リーグ戦やカップ戦で計100試合以上に出場し、攻守両面で存在感を発揮しました。

2021年には南米のチャンピオンズリーグでもある、コパ・リベルタドーレス杯でサントスの主軸ボランチとして決勝にも出場!
プレースタイル分析
ピトゥカは左足の精度が高いパサーで、中盤の深い位置からゲームを組み立てる能力に長けています。
- 攻撃面:縦パスやサイドチェンジが鋭く、相手守備のラインを一瞬で切り裂く視野の広さがあります。
- 守備面:フィジカルでのボール奪取よりも、ポジショニングと読みでインターセプトを狙うタイプ。
- 特徴:中盤を落ち着かせる「レジスタ」的役割ができる選手で、パス回しの起点として期待大。

右足の精度も高いけれど、Jでは左足でほとんどプレーしていたとか…。
長崎の戦術との相性
Vファーレン長崎は今季、山口蛍やマテウス・ジェズスといった中盤の実力者が揃っています。ピトゥカはその中で試合のテンポをコントロールする役割を担うでしょう。特に、ボランチからの長短のパスでサイド攻撃を加速させるプレーは、長崎のカウンターやポゼッションに直結します。
ファン・メディアの反応

鹿島でも愛されていたことが伝わりますね…
ディエゴ・ピトゥカのプレー集

足元のテクニック、懐の深さ、推進力、守備の鋭さ…凄い選手が加入しましたね。
まとめ
ディエゴ・ピトゥカは、技術と経験を兼ね備えており、Vファーレン長崎を中盤から支える大きな存在になるでしょう。中盤のバランスを整え、攻撃の起点となる彼の存在は、昇格への道を切り拓くはずです。

試合運びの安定化だけではなく、松本天夢といった若手選手への影響もありそうですね!
昇格争いはいよいよ終盤戦。いかに勝負強さを発揮できるかが鍵となるので、ディエゴ・ピトゥカのアグレッシブさは大きな武器になるのではないでしょうか。年齢は32歳、まだまだ十分に活躍できますが若い方ではないので、(来日したばかりですが)コンディションをいち早く調整し、久しぶりのJリーグにいかに順応するかがポイントとなるでしょう。次節のホームゲームでは、ピッチを駆ける姿に大注目です!