🔍 日程も勝負のカギ
今シーズンも残すところ約1/3となりました。勝点差だけでなく「どのチームと当たるか」も昇格争いや残留争いを左右します。
そこで今回は、残り試合の対戦相手をすべて洗い出し、順位に応じて難易度を数値化。
数字で見る「有利なチーム、不利なチーム」をランキング形式で紹介します。

いってみよう!
📊 計算方法
- 残り試合(26節~)の対戦相手をすべてリスト化
- 各相手チームの現在順位に応じて難易度ポイントを付与
- 例:1位=最も難しい、20位=最も易しい
- 各チームの残り試合の平均難易度を計算
- 平均難易度が低いほど有利、高いほど不利と判定
※数値は現時点の順位を基に計算しています。試合状況やホーム・アウェイ要素は含まれていません。

勝ち点ではなく、今回は順位表の数値を基にしています。
📊 昇格争い有利・不利ランキング(第25節終了時)
順位 | チーム | 平均対戦順位 | 評価 |
---|---|---|---|
1 | 磐田 | 12.5 | ◎ かなり有利 |
2 | 大宮 | 11.9 | ◎ 有利 |
3 | 鳥栖 | 11.6 | ○ やや有利 |
4 | 千葉 | 10.8 | △ 五分 |
5 | 徳島 | 10.6 | △ やや不利 |
6 | 仙台 | 10.5 | △ やや不利 |
7 | 長崎 | 10.0 | ❌ 不利 |
8 | 山形 | 9.9 | ❌ 不利 |
9 | 水戸 | 9.8 | ❌ かなり不利 |
10 | 今治 | 9.8 | ❌ かなり不利 |
11 | 熊本 | 9.7 | ❌ 不利 |
12 | 甲府 | 9.6 | ❌ 不利 |
13 | 秋田 | 9.5 | ❌ 不利 |
14 | 富山 | 9.3 | ❌ 不利 |
15 | 藤枝 | 9.2 | ❌ 不利 |
16 | 札幌 | 9.1 | ❌ 不利 |
17 | いわき | 9.0 | ❌ 不利 |
18 | 愛媛 | 8.9 | ❌ 不利 |
19 | 山口 | 8.8 | ❌ 厳しい |
20 | 大分 | 8.7 | ❌ 厳しい |
平均対戦順位=残り試合の相手の順位合計 ÷ 試合数。この数字が大きいほど下位チームとの試合が多く、有利と見なします。

1位:ジュビロ磐田(平均順位 12.5)
下位〜中位との対戦が多く、日程面で最も恵まれています。ここで一気に勝ち点を積み上げられるかが鍵。
2位:大宮アルディージャ(11.9)
直接対決は少なめで、下位相手の試合が多い日程。昇格争いへ十分食い込むチャンスあり。
3位:サガン鳥栖(11.6)
やや有利。勝ち点を伸ばせる相手が多い組み合わせとなっている。
4位:ジェフユナイテッド千葉(10.8)
上位との対戦もそこそこ残っており、完全に楽ではないが五分といったところ。
5位:徳島ヴォルティス(10.6)
上位との直接対決が多めで、やや厳しい日程。ただし勝てば一気に差を縮められる可能性も。
6位:ベガルタ仙台(10.5)
昇格ライバルとの直接対決を多く残しており、勝負所が明確な日程。
7位:V・ファーレン長崎(10.0)
中位〜上位との対戦が目立つ。ホームでの勝利が絶対条件か。
8位:モンテディオ山形(9.9)
厳しい相手が多く、残留争い勢との試合も少ないため、日程的には不利。
9位:水戸ホーリーホック(9.8)
首位ながら直接対決ラッシュ。守備の安定が試される。
10位:FC今治(9.8)
中位上位との対戦が多く、昇格に向けては正念場。
🔑 数字はあくまで目安
今回の分析では、残り日程が最も有利なのは磐田、最も厳しいのは大分という結果になりました。
もちろん、数字はあくまで目安。勢いやコンディション次第で結果は大きく変わります。
とはいえ、終盤戦の見どころを数字で読み解くと、応援にも一層熱が入ります。
次節以降の対戦を、この「日程難易度ランキング」と合わせてチェックしてみてくださいね!

勝ち点版も気になる…。